30.神護山太寧寺(曹洞宗)
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| (篠山町奥畑) 奥畑バス停から徒歩約5分
八百里山の東の山麓に、いかにも禅寺らしい佇まいを見せて太寧寺がある。老杉の中の苔蒸した石段を登ると、本堂、禅堂、庫裡、鐘楼など八棟が整然と並んでいる。ご本尊は、聖観世音菩薩座像である。室町時代の中頃、四代大将軍足利義持は、丹波守護細川満元の弟満国を畑荘の預所(領家(三条家)の代理職)に任じていた。これを受け継いだ子持春は、嘉吉三年(1443)、亡父満国の供養のために、摂津護国寺の惟忠守勤禅師を招いてこの寺を創建した。開山にあたり、八幡大菩薩を請じて鎮守としたことにより、神護山の山号があり、寺名は、満国の謚名(死後の敬称)の太寧寺殿によると言う。寛文11年(1671)に焼失したが、延宝三年(1675)、篠山藩主形原松平康信が諸堂を復興している。江戸時代には、10万石の格式が与えられていた。現在の本堂・庫裡は文化年間(1804〜18)に造立されたものである。寺の裏に、初代城主松井松平康重が最初に植えたという「殿様椿」は見事である。 「丹波篠山五十三次ガイド」より | |