42.沢田八幡神社 (篠山町北沢田)
| |
![]() |
城北口バス停から徒歩約12分
沢田城跡の北側に接して、古社の「沢田八幡神社」がある。ご祭神は、応神天皇、春日大神、事代主命と国土開発国魂神、同姫神及び元沢田城主小林近江守である。創建の年代は不明であるが、境内の「不動堂」に、文治2年(1186)、護摩堂を再建したという棟札があり、平安初期にはあったといえる。古代に村人たちが、事代主命(大国主命の子)をお祭りしたのが、始まりで、その後、日置荘の領主藤原基経(昭宣公)の祖神・春日大神を奈良から勧請し、春日神社と称していたという。南北朝時代の暦応元年(1338)には後醍醐天皇が勅使を派遣されているし、足利氏、山名氏、細川氏など武将の崇敬社となっていた。 当時、三岳修験道が盛んなころであり、修験道関連社寺として栄えていたのであろう。 その後、小林近江守が八幡大神を勧請して、社名にしたと伝えられる。沢田城とともに兵火により焼失。寛永9年(1632)に篠山城主松平山城守忠国が本殿を再興し、城の鬼門の鎮守とした。それ以来、歴代城主が寄進と保護を続け祈願所となっていた。ご祭神のうち、国土開発国魂神と同姫神は、付近の沼沢地を開拓された遠い祖神とされ、毎年、10月16日の祭礼に行われる、大蛇に模したハモを切る珍しい神事、ハモ祭り(町・文)と関係がある古い信仰の神である。 「丹波篠山五十三次ガイド」より |