43.遺芳殿 (篠山町沢田)
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| 下立町バス停から徒歩約5分
王地山公園の北側に(遺芳殿)がある。1943年、忠霊殿として創建され、戦後に遺芳殿と改称した。もと神戸連隊区・八市三郡の戦没英霊32000余柱が祭られている。 毎年、5月9日、合同懸霊祭が行われていた。下の広場にある立派な建物は、昭和61年に完成した遺族会館である。館内には、元篠山歩兵第70連隊の軍旗の竿頭と旗地の1部(町・民)、それに軍旗日記が保管されている。篠山歩兵第70連隊は1937年4月、当時の満州(現・中国東北部)に派兵され、大陸を転戦の後、1945年4月、本土防衛の主力部隊として宮崎県に移り、敗戦を迎えた。同8月29日に軍旗の奉焼式が行われ、部隊は解散した。ところが、石川粂吉連隊長は焼却するに忍びず、極秘裡にこれらを保管したという。戦後も10余年が過ぎ、世相も変わったので、1956年、原隊の所在地であった篠山へ持参下のである。おそらくわが国唯一のもであろう。 「丹波篠山五十三次ガイド」より | |