65 太平山清陰寺(曹洞宗)(後川中)
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後川中バス停から徒歩約3分 国道372号線の日置東の信号を南へ、間もなく、左に迫る弥十郎ヶ岳(75.1メートル)の山服を縫うように登ると、次第に急坂のカーブが連続する。右側の植林の底には深い谷が時々姿を見せる。そして、古坂峠のやや下部を貫通している城東トンネルを抜けると、明るく安らかな山間の里後川である。 後川小学校より羽束川沿いに西南に向かうと、清陰寺がある。銅板葺きの立派な山門を構え、禅寺にふさわしく本堂・庫裡・坐禅堂が完備されている。 ご本尊は、釈迦牟尼仏坐像(一尺三寸・約39a)である。 応永30年(1423)、本寺・洞光寺二世澄昭良源和尚を迎え開創された。天正年間(1573〜92)に八上城の攻防戦で焼失し、天和2年(1682)、前岩存庭和尚が再興。寛政3年(1791)、老山泰静和尚が寺の位階を改め法地とし、中興のうえ、同5年に現在の建物が完成した。なお、王地山焼稲荷社神酒瓶(町・文)がある。この後川には、寺は一ヶ寺だけである。すなわち、一村一ヶ寺として今日に至っている。 「丹波篠山五十三次ガイド」より |