篠山町曽地川
ホタルの里車で乗り入れないでください

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観光情報、イベント情報として載せながら、来てほしくないというのは非常に矛盾したことですが、ひとつの問題提起としてとっていただきたく思います。
篠山町曽地川周辺は地元の人たちの「ホタルを復活させたい」との願いから、長年の努力が実って、源氏ホタルが乱舞する見事なホタルの里を作りました。ところが、このホタルを他の人にも見てもらおうと看板やイスなどを整備したのですが、多くの観光客が生態系を妨げる車で乗り入れ、果ては販売目的の業者が大きな網かごで総ざらいしてしまい、再びホタルは激減してしまいました。次の文書は曽地の人たちが地元の子供たちに配った文書です。

ホタルは羽化してから7日から10日ほどの間に相手をさがし、交尾・産卵します。雨が降っていない、暖かい暗い夜です。
飛んでいて休めるヤナギ・アシなどの草木がはえていることが必要です。
ホタルは、夜光ることによって相手をさがし、子孫を残すのです。月明かりやナイター、街路灯、車のヘッドライト・特にウィンカーは子孫を残すために一番の妨げになります。
やぶなどの下のコケに卵を産み、卵からかえった幼虫は、すぐ川の水に入り、水中生活をはじめますが、えさであるカワニナが食べられることが必要です。
4月コブシのさく頃の気温が14度前後の雨の夜にホタルの幼虫は上陸し、土の中にもぐり、さなぎになり6月上旬成虫になり飛びます。
曽地川にはホタルが育つための条件が整っている場所だということになります。しかし、最近は心ない観光客が車で見に来るため年々ホタルの数が減り、今年はほとんど見ることができなくなるでしょう。
ホタルを見に来る人は、遠くに車をとめておき、歩いてきてほしいものです。