2000年5月号
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表紙
(表紙の写真)
4月4日、本郷図書館前に、本と遊ぼう「全国訪問・おはなし隊」がやってきた。ボランティアで全国の図書館や保育園などを駆けめぐり、本に親しみ、本を読む楽しさを呼びかけてのキャラバン。集まった子供たちの瞳はきらきらと輝いていた。
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特集・平成12年度 篠山市の予算

 3月7日から2月17日まで開かれた第1回篠山市議会定例会で、総額569億3千万円余りの市の予算が可決されました。
 篠山市誕生から1力年を経て、いよいよ均衡ある郷土の発展と将来のまちづくりに向けて、着実な歩み始めた瀬戸市政2年目。今回は、瀬戸市長の平成12年度施政方針のあらましと、当初予算の概要についてお知らせします。
未来に輝く篠山の創造的挑戦!

 昨年4月1日、多紀郡4町の合併と市制施行により「篠山市」が発足し、歴史的な第1歩を踏み出すことができました。この間、新しい世紀の幕開けを間近に控え、市民皆さんの願いを肌で感じながら、「愛と創意による共生のまちづくり」を政治理念に、「人と自然が調和した田園文化都市づくり」をめざし、全カで取り組んでまいりました結果、皆さんのご理解とご協力のもと、道路交通網の整備をはじめ斎場建設、ゴミ処理場等生活環境の整備や生活排水処理対策事業の推進、健康福祉の増進に向けた取り組み、また将来の篠山市のまちづくりの根幹ともなる総合計画策定への取り組み、さらには生涯学習の拠点、図書館建設計画の推進、教育施設の整備充実、大書院復元事業など数多くの活性化事兼に取り組み、次なる時代への確かな前進をみることが驚きました。
 特に旧4町から取り組んできました地域活性化対策事業が認められ、篠出市となった平成11年度に、活力あるまちづくり・産業経済部門において自治大臣表彰を受賞することができました。この栄えある受賞を励みに、わが郷土のさらなる発展に向け、なお一層努力してまいります。 ところで、迎える新しい世紀は、これまでの歩んできた歴史を振り返り、「人間の尊せ」とは何かを深く見つめながら、20世紀がもたらした地球環境問題ヘの反省から、環境や自然との調和のとれたまぢづくりの推進、一方では、成熟社会にふさわしい心豊かな地域社会の実現に努めていかねばなりません。
 2000年の到来と同時に、新しい風が吹き始めており、その風をしっかりととらえ、明日のわが郷土建設の礎を築いていかねぼならないと考えています。
以下、決意も新たに、「未来に輝く篠山市の創造と挑戦」を市政の基調に据え、市政の推進に全力で取り組んでまいります。

果たすべき役割を明確にして

 篠山市は、大阪や神戸といった大都市近郊地域にあって、豊かな自然、歴史と伝統文化が今に息づき、交流人口も年々増加の傾向にあります。市内外からは、限りない発展の可能性を秘めた地域として大きな注目を浴びるようになってまいりました。
 それだけに、それぞれの地域が備えもつ個性を最大限に生かしながら、未来に輝く21世紀の篠山市の創造に向けて、着実に進展させていくことが、合併2年目を迎えた篠山市にとって最も重要なことだと認識をいたしております。
 特に、大都市近郊地域という立地条件に恵まれたこの地域を、ネットワーク社会のなかでどう生かしていくのか、また、連携・交流をどのような形で促進しぞいくかが大切になります。
 そのためにも、阪神都市圏との広域連携を軸とした大きな視点に立って、篠山市の果たす役割を明確にしていかねぼなりません。
 とりわけ、「丹波の森構想」の推進はもとより、夢と希望あふれる篠山市建設の指針を早期に示していかねばならないとして、平成11年度から、「篠山市総合計画」の策定業務に取り組んでいます。本年度はその策定をまとめよげ、計画に沿った着実な進展に努めてまいりたいと考えています。

事業の具現化に向けて

 さて、成熟社会を迎え、生涯学習の推進は重要な課題であります。その取り組みの一つである図書館建設に向け、「図書館建設基本計画検討委員会」を設置し、現在、その規模等について検討を重ねているところです。計画の候補地は、四季の森周辺とし、平成13年度事業着手に向け、本年度実施計画に取り組むこととしています。
 次に、旧多紀中学校跡地の活用にかかる、子ども向け博物館「チルドレンズミュージアム構想」ですが、平成13年度夏オープンに向け、その整備を図っていく予定にしています。あめせて、この施設開館後における運営管理にづいても、確かな方向性、充実した施設運営が図れるよう、ぞの体制確立に努めてまいります。
 また、庁舎機能については、合併後の緊急的対応として分散型庁舎となっており、極めて効率の悪い状況下におかれています。合併の一つの目的は、効率的な行政運営を図ることにあるだけに、庁舎西側にある市民会館の庁舎化、また、現在の市民会舘の機能を充実したものとするため、新たなる市民センターの建設に向けた取り組みが必要であると認識しています。
 したがって、本年度は、市民センターの建設に向けた取り組みを行いつつ、一方では、行政システムのあり方にづいて検討を重ねていきます。
 なおまた、2006年に開催が予定されている兵庫国体ですが、先般、篠山市がホッケー会場の候補地として選定されたところであり、その会場の確保と、現在、西谷地内において計画しております西紀地区運動公園の整備に向けた具体的な取り組みを進めてまいります。
 平成11年度に取り組んできました今田地区における温泉掘削により、良質の温泉が湧出することが判明しました。そのため、温泉の有効活用を図るための利用計画が喫緊の課題として、「温泉活用研究会」を設置し、検討いただいてきました。
本年度においては、その検討結果を基に具体的な活用方策を明確にしてまいります。
 戦後から今日に登り、平均寿命が世界最高水準に達し、ライフスタイルの多様化など、我が国の社会環境、生活環境はめまぐるしく変化しできました。こうした背景から、篠山市のまちづくりを考えるとき、市民参画型のまちづくりが必要であるとして、「篠山市100人委員会」をはじめ、「篠山市女性委員会」を設置し、さまざまな行政課題についで意見をいただいているところです。
 これからの時代は、行政と住民のパートナーシップをより緊密にし、市民、そして行政の役割分担を明確にしながら、新たなる地域社会の創造に向けたまちづくりを推進していかねばなりません。

少子高齢化社会への対応

 さて、我が国は少子高齢化が急速に進行し、社会福祉制度のあり方は重要な課題となっています。篠山市では、平成11年度に策定しました子育て支援のための「エンゼルプラン」に基づきながら、保育施設の整備等少子化対策に積極的な取り組みを進めていきます。
一方、高齢化対策については、医療・介護などのサービスを受ける市民皆さんの視点に立って、特に、平成13年度から始まった介護保険制度のもと、介護保険サービスの提供など、円滑な事業展開が図れますよう、万全を期してまいります。
 以上、重要施策を述べてきました。時代は、まさに転換期を迎え、しかも先行き不透明な感がしますが、不断の努力をもって、「21世紀に飛躍する篠山市の創造」に向け、力強く市政の准進に取り組んでまいります。

篠山市が取り組む5つの政策大網

 私が信条として掲げる「愛と創意による共生のまちづくり」を政治理念に、21世紀の篠山市のグラウンドデザインを着実に進展させていくことが、篠山市にとって重要なことだと確信し、引き続き市民参加型の行政運営に努めてまいります。
 本年度は、その蚤点施策となる1、次代を担い文化を育む人づくり、2,健康で心ふれあう社会づくり、3,快適で潤いのある生活環境づくり、4,創造性と活力に満ちた産業づくり、5,新しい行政システムの創造−の5項日の政策大網を中心に市政を積極的に展開します。
 この方針に沿った平成12年度篠山市の予算総額は、一般会計が2百99億9千2百万円、特別会計11会計の総額が12億4千382万円、企業会計3会計の総額が56億9724万円で、総額569億3306万円となっています。
 昭和50年代に「地方の時代」、そして、60年代の 「ふるさと創生」等を経て、今、地方分権時代を迎えました。 つまり、市町村主役の時代を迎えようとしているのであり、そのことを十分に認識しながら行政運営を進めていかねばならないと痛感しています。それには、「やる意欲」と 「やる姿勢」が必要であり、これからの大きな変革の時代にこたえうるためにも、職員の意識改革をはじめ政策能力を身につけるための研修等も積極的に行っていきます。
 以上、平成12年度の施政方針の概要をご紹介しました。市民の皆さんの深いご理解と温かいご支援を心からお願い申しあげます。
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21世紀に向けて積極編成

 平成12年度の予算は、一般会計で299億9,200万円、特別会計が10会計で212億4,382万円、企業企画3会計では56億9,724万円となり、総額569億3,300万円となっています。

平成12年度会計別予算(単位:千円)

会計名 金額 市民1人あたりの予算額
一般会計 29,992,000 衛生費 120,618
特別会計 21,243,822 総務費 98,433
 住宅資金 52,769 民生費 94,042
 宅地造成事業 22,500 土木費 85,597
 下水道事業 7,658,000 教育費 80,311
 土地取得 361,136 公債費 64,526
 農業集落排水事業 2,700,000 農林水産業費 43,359
 公営駐車場事業 5,760 消防費 15,242
 診療所 98,933 諸支出金 11,967
 国民健康保険 3,269,423 商工費 6,088
 老人保健 4,803,291 議会費 5,040
 農業共済事業 254,136 労働費 286
公営企業会計 5,697,246 予備費 3,144
 ガス事業 752,857
 水道事業 4,740,995 (3月末総人口47,704人)
 国民宿舎 203,394
合計 56,933,068

平成12年度予算額(当初予算)299億9千200万

歳入(単位:千円)
市債 8,553,200 歳入
地方交付税 7,887,000
市税 5,131,325
国庫支出金 1,864,931
繰入金 1,485,477
その他 5,070,067

歳出(単位:千円)
衛生費 5,753,972 歳出
総務費 4,698,059
民生費 4,486,207
土木費 4,083,363
教育費 3,831,165
公債費 3,078,162
農林水産業費 2,068,428
消防費 727,150
諸支出金 570,888
商工費 290,468
議会費 240,453
予備費 150,000
労働費 13,685

1,次代を担い文化を育む人づくり
18億1,612万4千円
2,健康で心ふれあう社会づくり
136億2,019万2千円
3,快適で潤いのある生活環境づくり
206億7,803万2千円
4,創造性と活力に満ちた産業づくり
13億6,513万5千円
5,新しい行政システムの創造
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TOWNTOPICSまちのわだい
村の行事、身近な話題、生活情報などお気軽にご連絡ください。まちのカメラ君が伺います。
きれいな花にはきれいな環境が必要
〜住民有志が老木ヤマザクラ周辺を清掃〜
 古市共有林の南斜面にある老木ヤマザウラの開花を前に、古市、油井両地区の住民有志約10人が4月1日、木の周囲の草刈りやごみ拾いなどに汗を流しました。このヤマザウラの樹齢は推定200年。高さは約15メートルで左石に張り出した枝は約20メートルほどもあり、付近を通る国道176号からもよく見え、市内でも大木の部類。ところが、最近、空き缶などのポイ捨てが自立っていたことから、この日の有志による清掃作業となりました。
西紀北で公共下水道・県代行事業の完遂を祝う
〜篠山市全体の下水道普及率が67%に〜
 このほど西紀北地区に浄化センターが完成。平成8年2用に事業者享して以来、4年3カ月の歳月と総工事費27億8,200万円を費やし、特定環境保全公共下水道・兵庫県代行下水道事業が完遂となりました。4用10日、完成を祝う施設の竣工式が関係者約80人の参列の中で盛大に行われました。処理面積は49ha。全体の管路延長は22,680メートル、計画処理人口1,630人としており、同施設の完成で、篠山市全体の下水道普及率は67%に達しています。
JR篠山口駅東口駅前広場が完成
〜車などの乗り入れが一層向上〜
 兵庫県と篠山市が同市大沢新で整備を進めてきたJR篠山口駅東口馬尺前広場が完成し、4月1日から利用が始まりました。
できあがった駅前広場は、パスターミナルやタウシー乗り場などが整備され、広さ約2,700平方メートル。広場中央の日本庭園風の築山を囲むように幅10メートルの道路と幅4でメートルの歩道が通り、時計増や街路灯のほか、トイレも設置。同駅前広場の完成で、東口からの車の粟り入れが一層向上しました。総事業費は8億1,200万円。
シンボルマーク 第47回兵庫県広報紙コンクールで入選
〜広報まちづくり賞にも輝く〜
 市広報紙「丹波ささやま」が、第47回兵庫県広報コンクール・市の郁で入選に輝きました。同コンクールは、平成11年中に発行された県内市町の広報紙のなかから、市の部と町の部に分け審査され、貰が贈られるもの。市として初参加の今回は「豊山見聞録」と題した特集を組んだ12月号で応募していました。取材に快くご協力いただいた皆さんに心から感言射、感謝。また、同時に兵庫県市町村振興協会の「まちづくり賞」も受賞しました。
城跡の清掃奉仕を続けて約20年
〜熟年パワーの篠山文化研修会〜
 史跡などの歴史に興味をもたれる篠山文化研修会(下中本治代表ほか会員約50人)は4月10日、毎月1匝】恒例とされる篠山城跡周辺の車引きやゴミ拾いなどの清掃奉仕に汗を流されました。従前は「多紀文化顕彰会」であった会の名称も、昨年の4町合併を機に「篠山文化研修会」と変えられ心機一転。各地の史跡巡りをされるかたわら、清掃奉仕は20年来も続けられているとか。積極的な活動を進められる姿に、熱い熟年パワーが伝わってきます。
仮設の無料温泉スタンドを設置
〜温泉の名称は「こんだ薬師温泉」〜
 篠山市が昨年11用に今田町今田の国道372号沿いで掘削に成功した温泉の湯をできるだけ早く市民に提供しようと、仮設の温泉スタンドが3月28日から設置されています。温泉スタンドには3力所の水栓柱があり、普通車5台分のスペースも確保。年中無休で、午前9時から午後9時まで自由に温泉の湯を持ち帰ることができます。また、近くの山に薬師如来像がまつられていたことにちなみ、「こんだ薬師混泉」と名付けられました。
児童が「サギソウ復活大作戦」を展開
〜保護活動の成果を発表・今田小学校〜
 今田小学校の児童が、昨年4月から総合学習の−環として取り組んできた学習の成果を発表する「今田のサギソウ復活大作戦ミレニアム」が3月18日、今田新田の市立さぎそうホールで開かれました。児童たちは、ビデオやスライドを使いながら、活動を振り返ったのち、会場に集まった約150人の参加者らに、サギソウの現状と今後の保護活動に向けて取り組みなどをアピール。同校では、今後も作戦が続けられることになっています。
市道八上野間線が開通しました
〜かかり火風の照明灯や城壁風の欄干〜
 篠山市野間の「市道八上野問線」と「県道篠山丹波線」(野間一和田問)のしゅん工式が3月21日、同市道に完成した弁天橋近くで開かれました。
同県道と国道372号を南北につなぐ新しい市道は、平成5年に着工され、全長660メートル。
近くに八上城があることから、橋にはかがり火風の照明灯や城壁風の欄干などが設けられ.ています。この日は、テープカットに引き続き、篠山中吹奏楽部の演奏にあわせて渡り初めを行い、完成を祝いました。
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