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2  丹波地域の緑豊かな地域環境の形成に関す本構想

以上のような、丹波地域が置かれている状況を踏まえて提起され、兵庫県において地域整備の総合的理念と位置づけられている「丹波の森構想」では、地域づくりの3つの理念、「自然とともに生きる地域社会」、「潤いと安らぎのある地域社会」、「活力ある地域社会」が提示されている。
ここから、次のような地域づくりの目標を見いだすことができる。

「丹波地域は、森と田園を基調とする地域環境を中心として(*1)、
豊かな暮らしを求める人々の活動が、同時に地域環境を維持・創出しうるような生き方(地域社会のあり方)をつくりだし(*2)、地域社会の活性化(*3)を図っていく。」


(*1)自然が持つ今日的意義を踏まえ、森と田園を基調とする地域社会の価値を確認し、すべての基本に据える。

(*2)人々の生活や活動が、地域環境の維持・創出と相対立するものではなく、地域環境が人々の生活を通じて維持創出されることから、地域のアイデンティティを大切にし、森と田園を基調とする地域社会の中にある生活を大事にする。

(*3)地域社会の人々が、誇りを持って、精神的にも経済的にも豊かな暮らしが可能となる。すなわち、地域社会の活性化と森と田園を基調とする地域環境の維持・創出とが同時に満たされ、しかも、これらの両者が相対立するものではなく、両者が相補いながら一体のものとして機能するようなしくみをもった地域づくりを目指すものである。