(2) 地域環境形成の基本方向
丹波地域において地域づくりを進めていくためには、現在の地域環境を現状凍結的に保全するのではなく、良好な地域環境づくりを行いつつ、同時に、都市的な開発整備等により人々の生活や活動を支える基盤(生活・産業・交流)づくりを行っていくことが必要である。
そのためには、地域における諸活動を地域環境との関わりの中で秩序づけて、それぞれの場所に応じて的確に誘導していくことが重要である。
丹波地域の地域環境形成にあたっては、現在の丹波らしい地域環境を前提としてそれを守り育てながら、その中に溶け込ませて、いかに人々の生き生きとした活動の場をつくりだしていけるかが重要となる。
その望ましい将来のイメージは、次のようにまとめられる。
小さな山々がいくつも連なり、田畑やまちを森林の緑で包み込んでいる。
山々の森林は適切な手入れがなされ、人々の日々の生活の中でどこからでも望むことができる風景の骨格となっている。
森林の緑と田畑の緑とが基調となっており、新しくできるまちや施設は、山においては森林の緑の中に埋もれ、さとにおいては樹木の緑の中に見え隠れするなど周辺の景観に溶け込んでいる。
また、まちにおいては、緑が効果的に配され調和ある町並みを形成している。 |