1998年1月号

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伝統が生きるデカンショのまち
篠山町ホームページのアドレスは
http://www.hk.sun-ip.or.jp/sasayama/

12月3日・4日「氏神の講・講頭」も終え 迎春準備へ・・・

「江戸時代、藩に年貢米を納めた村人が、氏神に今年の農作業の終了を報告し、
感謝の心を示すのが「コウトウ」という氏神の講 4日午前〇時をまわると
5人組のもつたいまつの先導で 洗米 御神酒のほか三角錐にもった赤飯に
御供菜(大根の古漬け)を添えた御供えを氏神の春日神社に奉納」

(久下隆史さん著「多紀郡民俗史」より 1997年12月4日撮影 篠山町大野
(1)
●伝統の「学び舎」に惜別の念を抱きつつ
新たな旅立ちへ心の支えとなって

今春3月いっぱいで「廃校」となる城東中学校、多紀中学校。それぞれに思い出は尽きず、積み重ねてきた歴史と伝統は、卒業生・在校生・教育に携わった先生方・保護者、そして地域の人々などの胸に走馬灯のように思い巡ります。一抹の寂しさを感じると共に、一方では新しい篠山東中学校の開校を控えているだけに、新しい希望の光も見えてきます。
●篠山町立多紀中学校
篠山町立多紀中学校
1947.04.01 福住村立福住中学校設立
1947.04.20 大芋村・村雲村学校組合立東雲中学校開校
1951.03.18 東雲中学校新築落成
1955.04.15 福住・村雲・大芋の3村合併で両校は多紀 村立となる
1960.01.01 町制施行により両校は多紀町立となる
1969.04.01 両校統合で、多紀町立多紀中学校開設。校章と校歌(歌詞)全国公募
1969.10.16 校舎増築竣工
1970.03.09 校歌制定発表
1971.08.09 県中学校相撲大会団体戦・個人戦共優勝
1974.06.29 テニスコート2面新設工事完成
1974.09.12 学校給食受納設備完成、給食実施
1975.03.28 篠山・城東・多紀の東部3町合併で篠山町立多紀中学校と改称
1982.06.07 県青少年ボランティアサミットで中学校代表として生徒会長報告する
1990年度 自然学校開始
1991年度 ふるさと学習記録集発行
1998.03.31 歴史と伝統を創造してきた多紀中学校の29年間も統合により幕をひく
●篠山町立城東中学校
篠山町立城東中学校  
1947.04.01 日置村・雲部村学校組合立城東中学校を設立、日置小学校に併置
1947.05.01 開校
1950.05.08 校舎落成
1950.11.03 優良施設校として文部大臣より表彰を受賞
1953.01.01 職業教室竣工
1954.04.01 特別教室竣工
1955.04.01 町村合併により、城東町立城東中学校と改称。校歌制定
1958.07.11 屋内体育館兼 講堂竣工
1960.01.01 新町発足により城東町立城東中学校と改称
1947.04.20 後川小学校に後川中学校併置、開校
1949.08.03 本館二階建、付属建物竣工
1950.05.05 本館等落成
1952.09.27 講堂等落成
1961.02.28 思い出の校舎が全焼して消失
1961.04.01 城東中学校・後川中学校統合により城東中学校と改称する
1975.03.27 新町発足で、篠山町立城東中学校と改称
1998.03.31 50年の歴史と伝統ある城東中学校も統合により幕をひく 
それぞれの「思い出」は尽きず
そして胸膨らむ期待は交錯して…

 

 城東中学校、多紀中学校の卒業生・在校生代表(生徒会長)に、それぞれの胸に印象深く残る(1)「母校での思い出」と、(2)「新しい篠山東中学校への思い入れ」について率直に尋ねました。

●何事もプラス指向でチャレンジを!

      藤井宣良さん(畑市)

(1)昨年一月に同窓会をして、校舎前で記念撮影をしたんですが、母校がなくなってしまうことは寂しいけれど、これも時勢なのかなあと感じましたね。

 思い出というと、そうですね、私らの時分は、バレーボール部にいましたが、当時は9人制でして屋外のコートでしたから、雨・風に関係なくどろどろになって練習したのを覚えています。現在はそのコートも舗装されましたが。校舎のことを言えば、歩くと音がするという印象が強く残っています。当時から古い建物でしたから…。思い出はたくさんあります。できれば校舎の面影を少しでも残してほしいものです。

(2)新しい学校に通う子どもたちには、将来思い出に花が咲くような友達を一人でも多く作ってほしいし、城東・多紀は、ということでなく新しいものを創ってほしいと思います。新しい校舎に設備、すべてがよくなり伸び伸びできる環境になると期待しています。生徒数もおよそ倍の人数になってよい意味の競争率も増します。これをプラス指向にチャンス・チャレンジととらえて、節目のときに自分を生かせるようたくましく育ってほしいと思います。

●木造校舎に温もりを感じて…新しい「伝統」づくりに期待!

中西勝利くん(城東中学校3年・生徒会長)

(1)教室の戸を開けたら閉まらないとか、廊下が少しの雨でも雨漏りがしたり、すきま風の冷たさを感じたりしながら勉強してきたこともありましたが、それでも、木造校舎でしか味わえない温もりを感じてきました。思い出の1年ということでは、去年の体育祭で、20年ぶりに復活したという「城東音頭」を地域の人たちと一緒に踊れたことがとてもよかったと思っています。それと、郡内で城東中学校だけができていなかった福祉活動(老人ホームへの慰問)に取り組めたことは、次へ引き継ぐきっかけになったと思っています。

(2)自分たちは、三月末までで城東中学校の歴史を終わるけれども、在校生のみんなには、東中学校で新しい伝統をつくっていってほしいと思います。

●文化祭で歌った「校歌」に感動!日本一の中学校に誇りを持って!

清水登志子さん(曽地口)

(1)「鍛えよう、若い心を、たゆみなく」という校訓は、標語的な意味合いでなく、歌にして歌える節回しがあり、これをまず覚えることからだと、城東中学校の先輩たちからの申し伝えでもありました。そんなことで一生懸命練習したことを覚えています。それと、中学校の校歌は今でも覚えています。高校・大学の校歌は忘れても不思議と覚えているのです。昨年の中学校の文化祭で、吹奏楽部の演奏のあとアンコールがありました。そのとき、みんなで歌った「校歌」にとても感動しました。

 そういえばある日、嫌いな授業があって、友達がストーブに湿った薪をくべて、煙でいぶされた教室内で授業できなくなったこともありましたね。

(2)新しい中学校は、設備・ハイテク機器など日本一の教育施設ということですが、一方で、泥臭さ、田舎のよさを大事にして、できれば誇りの持てるようにしていってほしいものです。

毎日、クラブ活動で農道を走っている姿を見かけていますが、この当たり前の風景が遠くなると寂しいですね。

●ベニヤ板で仕切った教室の思い出登下校の通学路に配慮を望みます!

     東浦和美さん(小田中)

(1)1969年入学で、第3期卒業生の一人です。その時分の思い出といえば、3年生のとき、格技クラブがあって、私は相撲部に所属していました。その相撲部が、兵庫県大会で「団体の部」「個人の部」ともに優勝、続く近畿大会にも「個人の部」で優勝して、多紀中学校の名が知れわたりましたね。また、私らが入学したとき、郡内で初めて自転車通学に「ヘルメット」着用が始まったとも聞いています。校舎で思い出すのが、古い廊下のきしむ音とか、体育館をベニヤ板で間仕切りして改造された臨時教室。あのときは夏は暑いし、冬は寒い、隣の声は聞こえるしと、もう大変でした。

A私らは新しい校舎を待ちわびた経験があるだけに、今度の東中学校の開校を心から喜んでいます。ただ、校舎が多くの棟に分かれ、ゆとりある教育環境という反面、管理が大変だと思います。また、保護者としては遠距離通学が増えることから、特に自転車通学による登下校時が心配です。それと学校周辺や通学路の街灯整備などに細心の配慮がされるようお願いしたいです。

 

●福祉体験活動で学んだことは多い良き伝統を忘れないでほしい!

 細見雄一郎くん(多紀中学校3年・生徒会長)

(1)木造校舎ですから教室の戸が開閉しにくかったり、走ったら窓ガラスが割れたりすることもあったりしましたが、校舎には温もりを感じてきました。

今年度が多紀中学校の最後でもあるので、充実した一年にしようと思ってきました。体育祭では「ありがとう多紀中」と、組体操をし垂れ幕で学校への感謝の気持ちを表しました。生徒と先生が一緒になったガンバリの気持ちが、「ポスター」、「作文」のコンクール、弁論大会、合唱、陸上競技大会などにすばらしい成績を残しました。生徒会が中心になって取り組んだ「福祉体験活動」では、お年寄りの方々とのふれあいに多くのことを学びました。(2)後輩には、この1年間、何事も一生懸命取り組んできたことを思い出して、多紀中学校の「伝統」をいつまでも忘れないでいてほしいと思っています。

●親子2代で使った教室に感慨深く通学路の安全確保心のケアを!

   上井貴久代さん(二之坪)

(1)私たちは3回生で、多紀中学校は、入学のときに発足しました。とても印象に残るのは、教室が体育館兼講堂を間仕切りして使っていたことですね。

教室の片面は窓がなかったため、とても暗かったという印象があります。

当時、私たちは10月に本館の校舎へ移りましたが、何か縁があるのでしょうか、教室は本館西側の「1年A組」。今年卒業する息子が、1年生のときが「1年A組」。1997年に入学した娘がやっぱり「1年A組」となっていました。親子2代で同じ教室を使ったということに感慨深いものがあります。

校舎は私たちのときから古い建物でしたが、当時別棟の教室棟ができましたので、「新館」と呼んでいました。ところが、いまだに「新館」と呼んでいて、何となくおかしな気がします。

(2)新しい中学校、設備、新しい友達、先生(特に担任の先生が代わる)などで、緊張感が増します。生徒たちが安心できるよう、先生方からのケアを望みたいと思います。それと、自転車通学の生徒が増えますので、通学路での安全確保(交通安全、防犯面、冬の凍結・積雪時)をお願いしたいと思います。

(2)
今春4月開校!篠山東中学校に思いをはせて
篠山町教育委員会
教育長 中西利夫


篠山東中学校では、明日を担う心豊かな人づくりの場として、新しい学力観に立ち、豊かな人間性と生き方の基礎を培う教育創造の教育を目指して進めていきます。

(1)個性を伸長し、自己教育力を高め、主体的に生きる力としての資質や能力を培う

(2)豊かな人権感覚をもって、仲間と共に心の通い合う学校をめざす

(3)教育の森構想に基づき、地域に開かれた学校として、人と人、人と自然、人と文化のふれあいを高め、生涯学習の場としての利用、活用を図る

(4)希望と活力に満ち、友情を培う学校として、生徒一人ひとりが誇りをも

って良き伝統を築き上げる気風を醸成していく

 

明日を担う心豊かな人づくりの場として

1997年7月以来「統合中学校運営検討委員会」(降矢太刀雄委員長外13名)では、

(1)通学路の安全確保とその対策

(2)遠距離通学生利用のスクールバス運行に対するダイヤ、料金について審議

(3)制服について

(4)校区説明会の開催

等、今後における円滑な学校運営の基本課題について、現地調査を行うなど精力的に検討がなされております。

●新校舎の主な概要


校舎の概要 ・普通教室10・理科室2・音楽室2・家庭科室・美術室・木工室・金工室・多目的ホール・コンピューター室・図書室・学校食堂・職員室ほか

体育設備等の規模 ・体育館(1,586平方メートル)・柔剣道場(444平方メートル)・プール(25メートル×7コース)・野球場(7,100平方メートル)・陸上競技場(8,000平方メートル)・テニスコート3面(2,120平方メートル)・相撲場(81平方メートル)祉DD薀屮魯Ε(200平方メートル)ほか

城東中学校跡地利用検討委員会の最終「答申」提出される!

1998年4月に新たに篠山東中学校が開校するのに伴い、城東中学校の跡地の活用について、昨年の2月に「城東中学校跡地利用検討委員会(篠山町助役・石田嘉久委員長ほか14名で構成)」を設置、検討が重ねられてきました。このほどその最終答申がまとまり去る11月25日、瀬戸町長へ提出されました。

「答申」の概要については次のとおりです。 

はじめに、城東中学校跡地利用検討委員会では、「教育の森〜中央公民館周辺地域〜日置小学校・城東中学校跡地周辺地域一帯を『生涯学習中核ゾーン』と位置付け、自然環境と地域文化が調和する地域社会の拠点として、次の3つのゾーンにおいて、機能配置をする中で適正な土地利用を図ることが有益である」としています。

(1)教育の森エリア
篠山東中学校および周辺地域は「教育の森エリア」として、学校教育を中心に生涯学習の拠点づくりが望まれる。

(2)生涯学習・地域福祉エリア
中央公民館周辺地域が、篠山町全体のスポーツ・文化などの生涯学習および、住民生活に密着する地域福祉の拠点づくりに。

(3)文化・学習エリア
日置小学校から城東中学校跡地に至る地域を「文化・学習エリア」と位置付け、城東保育園の移転で、幼児保育から小学校教育までの集積を図ることが望まれる。となっています。

特に、城東中学校跡地の整備方針」では、学校給食センターなどの施設整備が急がれることを強調しています。

●学校給食学センターの整備

「篠山町における学校給食センターは、現在、篠山給食センター、多紀給食センター、後川学校給食調理場がある。しかしながら、これらの施設は、手狭なうえ、老朽化も著しく改善の必要性が指摘されている。また、平成八年度以降に発生した『O−157』の問題で、国(文部省、厚生省)からの施設改善の要請もあることから、篠山町としてこれらの施設を統合し、新たな学校給食センターの施設整備が検討されてきていること」と現状分析に基づき、「学校給食センターの整備が緊急かつ重要な課題であり、安心・安全な学校給食を確保する意味からも城東中学校跡地に学校給食センターを整備することが妥当である」としています。
●生涯学習社会へ向けて学校給食センターなどの整備を!

城東中学校跡地が学習文化エリアとしての地域活性化のポテンシャル(可能性)を高めるため、「城東保育園をこの地に移転し、幼児保育から小学校教育までの連続性のある保育・教育の推進が望まれる」としています。

また、「城東中メモリアルモニュメント等を配する自然・歴史公園やレクリエーション施設等についても整備が望まれる」とし、「歴史資源の豊富な周辺の地域環境と調和する手法による憩いとやすらぎ、そして学習空間の創造が求められる」としています。

最後に同検討委は、「篠山町が進める生涯学習社会に向けて、その先導的役割を果たすためにも『答申』の早期実現を強く望む」と集約されています。 

(3)

街かどレポーター
福島浩子(西新町)
浩子さんの街かどレポート

ふるさと新発見伝 9

●年初めから気分一新 マイペースなトレーニングをお勧めします!

身近なところで健康管理、維持増進のために、丹波総合スポーツセンタートレーニング室を訪ねて、「自分の体に合ったトレーニング方法」「運動不足の解消法」など、その人に合った適切なアドバイスと実際の指導をされているインストラクター松岡博洋さんと柏戸隆弘さんにお話を伺いました。
 

スポーツセンターインストラクター松岡さん(左)と柏戸さん
年の初めにあたり、今年は何をしよう、あれもこれもしたいと思いをはせていらっしゃる方も多いと思います。
しかし、何をするにしても一番大切なことは、健康であるということです。今年はぜひ、ご自分の体について考えてください。病気になって、治療がほぼ終了し、医者に軽い運動でもしてくださいと勧められた方、血液の循環をよくしたい方(肩こり、腰痛などの緩和)、運動不足の方、体力の向上を図りたい方などさまざまでしょう。
でも、自分にはどんな運動が適しているのか、どの程度なら無理のない運動量なのか、運動能力はどれくらいかなど、分からないことがあってなかなかできません。

実際にトレーニングを体験
 ●トレーニングを始めたい方へ

そこで今回、お勧めするのは県立丹波総合スポーツセンターのトレーニング室です。指導をしてくださるインストラクターの松岡博洋さん、柏戸隆弘さんからお話を伺いました。お2人は、労働省ヘルストレーナーとリーダー講習を受けられていますので、安心して相談にのってもらえます。コーチに、私に合ったメニューを組んでいただきました。
最初は、指定された講習用の日程をもらって3回の講習を受けます(簡単にいうと2回は機械の使い方、後1回は体力測定です)。その後は、決められたメニューを2〜3回、週に最低でも2日か3日体調に合わせて行います。お2人のインストラクターからは長く続けるコツやアドバイスをいただけます。
 費用は最初の講習・体力測定の3回分で3千円。四回目からは3千円で12回(3カ月以内)コースと、1回毎に300円を払う、2つのコースがあります。1回にかかる時間は約2時間ぐらいで、朝9時〜夜9時まで(毎月第3火曜日のみ休み)利用できます。服装は、トレーニングウェア(ジャージとTシャツ、トレーナーでいいと思います)。靴はトレーニング用(室内での使用に限る。難しい話ですが、クロストレーニング用とかヒールカウンター、サイドプロテクターのついたシューズが良い)。ランニング用のは良くないとのことでした。私は、分からないからテニスシューズにしたらそれでもOKでした。
●トレーニングを生活の一部に!

現在、登録者数は570人。常時利用者は100人弱だそうです。
  さらに、松岡コーチはバレーボール、柏戸コーチはテニスがご専門で、それぞれ教室を開いておられます。ほかに卓球などもあり、トレーニングをしながら球技を楽しむことができます。トレーニングは、無理なく生活の一部として継続し、しんどいと思ったら押さえ気味にするとか工夫してみてくださいと言っておられました。
医療費の値上げや環境の異変、ストレスの多い現代社会でお互い快適に健やかに過ごすには、病気にならないよう気をつけることも大切ではないでしょうか。高校生以上の方ならだれでも利用ができるそうです。スポーツセンター職員の方が親切に応対してくださいます。皆さん一度のぞいてみる価値は十分ありそうです。
 詳しくは、電話でお問い合わせください。TEL 52−3111丹波総合スポーツセンターまで。
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いのち輝くとき 44

■大阪人権博物館 視察研修に参加して


  後川 山田満晴

 人権週間も間近の11月24日、地域づくり推進員の研修として"人権博物館"の視察に参加しました。以前妻が婦人会でこの博物館の見学をしたことがあり大変良い勉強になったと言っていたことから、私も機会があれば一度行ってみたいと思っていたので喜んで参加させていただきました。
 渋滞もなく現地博物館に着きました。開館と同時に会議室に入り、ボランティアの方から展示場の説明や自分と同和学習のかかわりについてのお話の後、待ちに待った展示場の見学となりました。[被差別部落と身分][性と家族][民族と列島の南北][身体文化と環境][証言の部屋]等初めて見る展示物に目で見、耳で聞き、そして手に触れて確かめるうちに驚きと感動が大きな波として押し寄せて来ました。昔の悲惨な差別の現実を目の前にして、その苦しみや悲しみを我が苦しみとしてとらえられる人間になりたいと反省することばかりでした。会場には子供連れ夫婦や若いカップルの姿がありましたが、みんな打ち水をしたように終始真剣な眼差しで見学をされていました。この静けさの中で彼等は何を学び何を自分自身に問いかけているのでしょうか。
 私もこの感動を地域の人々に伝えたい。今なお根強く残る差別問題の解消のため今後の住民学習に生かせるよう頑張りたいとの思いを新たにしました。
 できれば行政の力をかりて、地域の人々がこうした研修に参加できたらよいのにと思いました。きっと参加した推進員の思いは同じであったに違いありません。
 講演会や学習会で学ばせていただくことも多いですが、今日のように実際に目で見る実のある研修は非常によかったと思います。 百分は一見にしかずとか…。 出来れば家族でぜひもう一度博物館に行ってみたいと思っています。
 なお、今回の研修を肝に銘じて日々努力いたしたく思います。


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