1998年4月号

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伝統が生きるデカンショのまち
篠山町ホームページのアドレス
http://www.town.sasayama.hyogo.jp/


21世紀への幕開けを予感 篠山町立東中学校の竣工!

 心地よい早春の息吹につつまれて 静かな鼓動が響きはじめた
今日 待望の篠山東中学校が完成 喜びの竣工式を迎える
「教育の森構想」具体化への歴史的第一歩がここに記された
しっとりと落ち着いた色調の学び舎は躍動観にあふれ
広々としたグランドは 生徒たちを暖かく迎え待つ
この瞬間 21世紀の篠山がめざす「生涯学習社会」への幕開けを予感させる

(1)
●精神の気に満ち 未来にはばたく
篠山東中学校完成!

篠山東中学校は、人と自然が調和した「丹波の森構想」を理念に1991年3月、21世紀に向けた生涯学習の場づくり「教育の森構想」を策定し、城東・多紀中学校の統合中学校建設を核に教育ゾーンの整備を進めてまいりました。
 完成しました篠山東中学校は、緑豊かな自然環境に溶け込み、独立した校舎群の外観はもちろんのこと、学習棟の傍らを流れる「せせらぎの水路」などの修景とあわせ、内部施設も近代教育にふさわしい設備の数々を配備しています。中でも、これからの情報化時代に対応するコンピューターシステムをフルに活用できる特別教室、屋内集会などに利用する多目的ホール。体育活動には、スタンド付きの広々とした屋外運動場と野球場をそれぞれ配置。その他、水泳プールや3面のテニスコート、相撲場を完備しています。また屋内運動施設としては、舞台付きの屋内運動場と別棟の柔剣道場を配備し、さまざまな屋内競技、本格的な格技場として対応可能な環境設備ともなっております。

 このように学校教育施設としての機能をすべて満たし、自然林の景観に囲まれたすばらしい校舎の殿堂が誕生いたしました。人間の資質形成のもっとも重要な時期とされる中学校生活において、この新しい学び舎で過ごせる生徒の皆さんらにとって、すばらしい感性やたくましい体力が培われ育まれていくことを信じて疑いません。 あわせて、「教育の森」構想の基本テーマである「人づくり」「健康づくり」「自然とのふれあい」「歴史とのふれあい」「人と文化とのふれあい」をめざす生涯教育の場として地域住民に広く開放し、文化の向上、健康づくりに利用いただける施設にいたしております。
 完成しました「教育の森」中核施設は、全国に誇れる教育施設として自負しています。これからの教育振興への思い入れとともに広く活用いただく中で、来るべき新しい世紀の人づくりの基盤となることを希望しています。
(篠山町長 瀬戸亀男)

生徒を待ちかまえている教室

舞台付きの体育館どんちょうには城下町風景や松(町木)、ささゆり(町花)
●篠山町立篠山東中学校建設工事の概要

■所 在 地 篠山町泉字若林1番地の1
■敷地面積 58,952u
■工   期 ○着工…1996年11月7日
        ○竣工…1998年3月25日
■総 工 費 38億9,021万3千円


●施設の配置及び延べ床面積
符号 棟   名 部 屋 名 延床面積 小 計
管理棟 管理室
視聴覚室
コンピューターグループ学習室
コンピューター室
図書コーナー
多目的ホール
1,240
   97
  123
  118
   88
  281
1,947
保健室棟 障害児教室
保健室
給食受口
購買室
   66
   48
   42
    6
  162
CR(クラスルーム)棟
1,240 1,240
廊下棟 廊下・トイレ他   159   159
音楽室棟
  169   169
特別教室棟 音楽室
被服室
調理室
作法室
理科室@
理科室A
特別活動室
美術室
各教科準備室
廊下・トイレ
  104
   96
   96
   64
   96
   96
   64
   96
  160
  143
1,015
技術教室棟 木工室
金工室
準備室
  112
  112
   35
  259
学校食堂棟
  369   369
クラブハウス棟
  200   200
屋内運動場棟
1,791 1,791
柔剣道場棟
  525   525
部室棟
  441   441
プール付属棟
  153   153
自転車置場棟
  216   216
ポンプ棟
   35    35
相撲場棟
   52    52


(2)
●ぼくとわたしの作品らんど
雪だるま

岡野小学校3年
細見裕加さん
ブレーメンの音楽隊

岡野小学校4年
佐竹弘衣さん
友だちの顔

日置小学校4年」
田中粧子さん
ピース広場で遊んだよ

日置小学校2年のみなさん
(3)
いのち輝くとき 46

●篠山校区同和教育研究大会に参加して          

東新町 角谷寿美

 「人づくりと人権」という演題で、堀井隆水氏(県立柏原高等学校長・山南町石龕寺住職)の講演を聴く機会を得ました。
  “オギャーと生まれてきた赤ちゃんが部落差別をする訳がない。しかし、いつの間にか間違った人権感覚をつけてしまっている。その原因は家庭にある”と言われました。
  「家庭での何気ない会話が、子どもの正しい人権感覚を奪っている。例えば、テレビを見ながら人間の評価をしているではないか。「あの人は・・・」「この人は・・・」と、出演者の容姿や好き嫌い、生い立ちなどを・・・。
 このような生活経験の積み重ねが、純真な子どもの心に変な皮膚感(何か気持ち悪いと思う感覚、こだわりの感覚)をつけている。したがって、このような生活様式をなんとかして改めていかなければならない。
 昔は家族が集まる部屋がひとつだった。家族はいろりを囲んで語り合い、そこで心を温め、エネルギーも共有していた。今は各自部屋に閉じこもってしまいバラバラである。家の中にのけ者を作っていないだろうか、今一度家族を考えなくてはならない時である」
 最後に、人権感覚を家庭で磨いていくこと、家族を大切にすることが、あらゆる人を大切にする気持ちにつながっていくこと。心の豊かさがあらゆる差別を無くしていくのだと締めくくられました。
 すばらしい講演会でありながら、ただひとつ、子育てを直接担っている年代の親が少なかったのが気になりました。ともあれ、自分自身の人権感覚を振り返るとてもいい機会となったことに感謝しています。

(4)

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