1998年5月号

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伝統が生きるデカンショのまち
篠山町ホームページのアドレス
http://www.town.sasayama.hyogo.jp/


理屈でなく実体験を通して広がる国際交流を願って

 今春 姉妹都市ワラワラ市から迎えた短期交換留学生
  2週間の滞在期間にどのような印象を持ったのだろうか?
彼女らは来日7カ月前から日本文化について研修を重ねてきたという
  それでも 実際に日本の生活文化を体験してみて
篠山の14日間は 見るもの何もかもが新鮮に思えたに違いない

 現在社会は 急速なテンポで国際化時代を迎えている
篠山は 姉妹都市提携が取り持つ縁でますます国際交流の輪が広がる
  言語・文化・価値観等の違いはあっても
  理屈でなく交流体験がお互いを近づける
今年の夏 今度は篠山からワラワラへ向かう日が近づく…
(1)

新時代を拓く個性豊かな丹波篠山のまちづくり
!

3月9日から開かれた篠山町議会第1回定例会で、総額205億4800万円余りの町予算が決まりました。1998年度の当初予算については、国の予算編成方針および地方財政計画との整合性と財政の健全化に十分配慮しながら、中長期的展望をも視野に入れ、当面する重要かつ緊急性の高い施策の選択に意を用いた内容となっています。今月号は、瀬戸町政の1998年度施政方針のあらましと、当初予算の概要についてお知らせします。
●地域個性を生かした均衡ある郷土の発展
●人輝く 心豊かなまちづくり
●明日を拓く 産業社会の創造


愛と創意による共生の町づくり 3つの重点指針
 

  21世紀を目前にして、我が国は深刻な経済不況が続いており、戦後50年あまりにわたって日本を支えてきた政治・経済・社会システムの改革を迫る「変革と創造」が喫緊の課題となってきています。
 一方で人々の価値観は、「物」から「心」の豊かさを求める傾向にあり、自然や環境との調和、安全・安心の確保などへ大きく変化し、本格的な成熟社会の到来を迎えようとしています。
 さまざまな社会背景の今日、新しい世紀の幕開けを間近に、町民皆様の願いを肌で感じながら「みんなのために、みんなで創り、みんなで支え合う」温もりのある地域社会の創造に向けて、「交流と共生のまちづくり」に全力で取り組んできました。
その結果、皆様のご理解とご協力のもと、道路交通網の整備や篠山東中学校の建設をはじめとした教育施設の整備充実、生活排水処理対策事業の推進、国立篠山病院の経営移譲に伴う兵庫医科大学篠山病院の誘致、さらには、歴史と伝統文化の調和した個性あるまちづくりや生涯学習の体系づくりなど数多くの活性化事業に取り組み、次なる時代への確かな前進を感じながら今日を迎えています。
来るべき新しい世紀は地方の時代環境と人権の世紀」ともいわれています。地球温暖化やダイオキシン問題をはじめとした環境保全対策の取り組み、また、地方分権時代に対応できる足腰の強いまちづくりが求められる今日、これまで以上に「ビジョン」と「理念」を明確にして、「心豊かな明日のふるさと」を創造していかねばなりません。
そこで、1998年度予算については、「愛と創意による共生のまちづくり」を政治理念として、「温もりのある田園文化都市づくり」に思いを馳せ、1つには「地域個性を生かした均衡ある郷土の発展」、2つに「人輝く、心豊かな町づくり」、3つに「明日を拓く、産業社会の創造」の3点を町政の基調に据えた予算編成としています
 重点事項のまず第一は、「地域個性を生かした均衡ある郷土の発展」についてです


篠山町の活力ある発展を思うとき、土地利用のあり方は最重要課題です。
これまで同様に、「丹波の森構想」の理念に沿った「環境」と「開発」の調和のとれた土地利用を図るべく「篠山町土地利用計画」「都市計画マスタープラン」などとの整合を保ちながら、活力あるまちづくりに取り組んでまいります。
なかでも、篠山東中学校の開校に伴う城東中学校の跡地への対応については、教育の森・中央公民館周辺・城東中学校周辺を「生涯学習中核ゾーン」として位置づけ、当面、現在3つある給食センター施設を統合して、新たに近代的な設備の整った給食センターの建設に着手することとしました。
一方、多紀中学校の跡地については、参加・体験型の子ども向け博物館「チルドレンズ・ミュージアム構想」の基本計画・基本設計・総合政策に取り組んでまいります。
次に、兵庫県によって進められている自然活用型野外CSR事業(福住地区)については、本年度基本設計がなされる運びであり、具体的な取り組みが始まることとなっています。
 また後川地区においては、近年のアウトドア志向の高まりに対応するため、都市と農山村交流拠点としての野外活動施設の整備を図ることとし、事業化のための実施計画を策定することにしています。市街地周辺の活性化をはじめ、シビックゾーンとしての整備充実を図る上で重要な課題としている「西庁舎周辺整備」については、検討委員会の「答申」を尊重しながら、懸案事項の「図書館」問題、さらには青山会からの寄付に伴う、青山歴史村の将来構想とも照らし合わせ、誤りのない土地の活用のために慎重なる検討・協議を重ね、総合的な見地に立っての結論を見いだしてまいります。
さらには、沢田地内の畜産団地の土地利用のあり方については、町の将来のあるべきビジョンを明確にして、適正なる土地利用を図ってまいります。
いずれも篠山町の将来にとって重要な土地利用構想であります。それぞれの地域が持つ個性を大切にしながら、「地域の個性を生かした均衡ある郷土の発展」を基本理念に取り組む所存でございます。
 重点事項の第二は、「人輝く、心豊かなまちづくり」についてです

めまぐるしい社会環境・生活環境の変化に対応するため、昨年、生涯学習の推進を重要施策の一つに掲げ、多様な学習ニーズにこたえるための基本構想を策定し、心の豊かさを実感できるまちづくりに取り組んでまいりました。生涯学習の基盤づくりには、学習の場としての施設整備は不可欠であります。そのためにも、拠点となる生涯学習センターとして、「教育の森」から中央公民館周辺の生涯学習ゾーンの整備のあり方について検討を進めてまいります。
また、きめ細かな生涯学習のまちづくりを進めるために、地域のコミセンを利用した「集い・学び・つながる」地域活動の充実に向け、公民館、コミセン運営委員会がより強い連携のもとに、その体制確立や、市民大学「街・人・学習塾」を開催など、心豊かなまちづくり事業を推進してまいります。

 重点事項の第三は、「明日を拓く、産業社会の創造」についてです。


篠山町の基幹産業は農業です。農業は、人間の生命の維持に不可欠な食糧の安定供給をはじめ、自然環境や国土の保全などの多面的機能を果たす基礎的な産業であります。しかしながら、過疎・高齢化が進行するなかにあって、篠山町の農業経営にも深刻かつ重要な課題をかかえる現状にあります。
本年の篠山町の割当転作面積は819ヘクタール、率にして38.6%と昨年に比べ6.7%増加し過去最高の転作面積となっています。こうした厳しい農業情勢にあって、黒大豆をはじめとした特産作物による転作を推進するとともに、新たな農業の経営基盤の強化、農山村の活性化対策に取り組んでまいります。
その一つには、町・農協が中心となって取り組んできました「担い手センター構想」ですが、町と農協が出資し、「(仮称)有限会社グリーンファームささやま」を発足いたします。この構想は、担い手不足からくる農地の荒廃や受託者が不在となった場合の最終受け皿として、また、新たな農業技術の導入など農業経営の先導的な役割を担うことを目的に設立するものです。
また、1997年度から2カ年継続で取り組んでいます都市と農村交流拠点「ハートピアセンター」の建設の推進と合わせ、農産物販売直販施設の設置、さらには農協が事業主体となった生産物直売食材供給施設の建設計画も含め、活力ある農業・農村の創造に向けて積極的な取り組みを行っていきます。
秋の丹波篠山味まつりは、今や押しも押されぬビッグイベントに成長しました。農業振興はもとより、観光振興にも大きなインパクトを与え、篠山の産業振興に大きく貢献してきました。引き続き、時代が求める本物志向の消費者ニーズにこたえるため、生産者の皆様とともに真心こもるふるさとの味を提供してまいりたいと考えています。
なお、商業の振興については、とりわけ市街地における商店街の空き店舗が目立つなど極めて厳しい状況下にあります。新しい時代が求める商業のあり方をしっかりととらえながら、歩むべき方向性を早期に打ち出し、たくましい商業基盤の確立に向けた強い決意で臨んでまいりたいと考えています。
(2)


■新年度に取り組む主な施策の概要■


●心豊かな人づくり

まず、篠山東中学校の開校に伴い、遠距離通学生徒の安全確保のため通学バスを運行。また、通学路の整備は、生徒の安全を第一とし継続していきます。
次に、教育施設の整備については、児童数の増加に伴う岡野小学校教室棟の増築をはじめ、老朽化が著しい篠山小学校および篠山中学校の大規模改修と後川小学校の改修などを行います。
懸案事項の篠山中学校の建設については、建設予定地検討委員会を設置し検討を重ねます。
大芋小学校については、関係者による検討委員会を設置、改築に備えた準備にかかります。
これら教育施設の整備については、厳しい財政状況にありながらも、「学校・幼稚園施設整備計画」に基づき、年次的、計画的に順次進めます。
公民館、海洋センター、子育て学習センターにおける社会教育・社会体育の諸事業については、生涯学習の推進ともあわせ、積極的な事業の推進を図ります。
また、たんば田園交響ホール、歴史美術館、安間家史料館、そして本郷図書館は、いずれも芸術文化の拠点として、なお一層、質の高い施設運営に努めます。
 (財)青山会の解散に伴い、青山会の全財産を篠山町へ寄付いただきました。青山会が受け継がれてきた郷土の教育振興の精神をしっかりと受け継ぎ、将来に確かなものとするため、本年4月1日から町立青山歴史村として開館しています。町の新たな文化振興施設として、創意と工夫と活力ある運営に努めます。
さて、国際化が一段と進む現在。21世紀の国際化時代に対応できる人材の育成と語学教育の充実のため、本年度も海外青年招致事業による中学校生徒に対する英語教室を開催します。
また、姉妹都市ワラワラ市との間で実施の「長期・短期交換留学生」の相互派遣については、引き続き実施し教育振興に努めるとともに、市民レベルの友好親善にも力を注ぎます。

●共に生きる福祉のまちづくり

町では、これまでから社会福祉協議会等との連携強化を図りながら、保健・医療・福祉の総合的なサービスの充実に努めてきました。これからも、ともに生きる福祉のまちづくりに向け、「人生80年時代」にふさわしい高齢者のための在宅福祉サービスおよび、施設福祉サービスの充実に一層努めてまいります。
兵庫県の「すこやか長寿大作戦」における訪問看護ステーションの整備計画に基づき、本年4月1日から西紀町に同ステーションを設置、6月1日から多紀郡の広域管内をエリアに業務を開始する予定となっています。
昨年10月に開院しました兵庫医科大学篠山病院では本年、老健施設およびリハビリ棟の建設が予定されています。町としては着実な地域医療進展のためにも、側面から支援していきます。
さて、昨年の国会において「介護保険法」が成立、2000年からこの制度がスタートします。本年度はその体制づくりとして、仮の介護認定審査会を設置して、「要介護認定モデル事業」に取り組みます。
福祉と文化の森構想の推進については、取り巻く社会経済情勢が厳しい現状にありますが、県との協議を進め構想実現に向けた取り組みを考えていきます。
次に同和問題については今日においても不当な差別(人権侵害)がなお存在しています。これまでの成果と反省を踏まえ、篠山町同和教育協議会との連携を密にしながら、未来に向けた新たなる方向、差別のない明るい地域社会の実現をめざし積極的に取り組みますまた、差別撤廃のための条例の制定については、「庁内検討委員会」で調査研究を行います。

●個性豊かなまちづくりの創造

◆篠山城大書院の復元
篠山の新しいシンボルとして2000年春の完成をめざして、さ らには完成後における管理運営について史跡篠山城跡大書院開設準備委員会」からの「答申」に基づいて、その利用のあり方や整備計画の策定、 関連する施設整備などに取り組んでいきます。
◆城跡の濠(ほり)の浄化
浄化事業は、引き続き導水路工事を行います
◆「篠山城石垣復元工事」
石垣工事については、本年度完成を予定。

道路交通網整備
◆緊急地方道路整備事業について
町道八上野間線の「野間 弁天橋」取り付け道路改良工事と、JR篠山口駅・丹南篠山口インターチエンジとのアクセス道路、篠山西紀線の事業化
◆辺地対策事業
後川奥母子線、 西野々立金線の継続事業施工
◆自治振興事業
東岡屋浜谷線他一路線、町単独事業の積極的な取り組み。
◆都市計画街路の整備
城西線 から中央線までは継続で行います。また、新しく中央線から魚屋町間を4カ年継続事業で着手いたします。

道路の維持管理
◆生活道路の維持管理
NHK丹波城東線ほか三路線をはじめオーバーレイ工事などの生活道路の維持補修。
◆国道372号線日置バイパス改良工事
八上上から日置までの西工区が本年度完成。日置から辻までの東工区については、工事着手に向けた用地買収がなされる予定。
◆県道整備
篠山丹波線中地内における改良工事や本郷篠山線、篠山山南線など四路線と監物橋の上部工の仮設工事が施工予定。
◆砂防工事
新荘川および西本荘地内宮の谷川の整備を予定。

生活排水処理計画
◆公共下水道事業
認可区域355ヘクタールの内、1997年度231ヘクタールが完了予定。引き続き、城北、岡野地区の管路築造工事を施工
◆特定環境保全公共下水道
福住処理区は、福住地区の汚水 幹線の敷設工事。日置地区で は事業認可を受けるための業務の取り組み。
◆農業集落排水事業
村雲地区の処理場建設および管路築造工事に、大芋地区には処理施設の基本設計と管路の実施設計に着手。みたけ地区においては、処理施設の実施設計と用地の確保とともに、管路の敷設工事に着手。雲部地区では調査設計に着手します。
◆合併浄化槽設置事業
本年度も引き続き50基の予算確保。

●たくましい産業基盤の確立

◆農林業
都市近郊の地理的条件を最大限に生かしながら、 活力ある住み良い農山村づくりにつとめていきます。なかでも空気浄化や水源涵養(かんよう)に公益的機能を持つ森林資源保全の施策を展開
◆商工業の振興
今、市街地を 中心とした商業のあり方につ いて、商業振興委員会あるい は、未来創造委員会などにおいて、21世紀の篠山商業の創造に向けて研究・協議がなされています。また、商工会においても、空き店舗対策の取り組みをはじめ、商業集積等について検討されています。町としては商工会との強い連携のもとに、時代の流れに遅れをとらない活性化対策に取り組みます。
◆就業機会の創出
人口の定着化を図りながら、地域経済の活性化を促進する「企業誘致」 の取り組みを積極的に進めていきます。
◆観光振興
篠山町の歴史と伝統文化を生かしたまちづくり は、町の観光資源に大きく貢献し、観光の町「篠山」として注目を浴びてきました。なかでも、篠山ABCマラソン大会、デカンショ祭、丹波篠山味まつりの3大イベントをはじめ数々の催しに寄せられる人気は何よりも得難い財産です。今後とも、篠山観光協会をはじめ、各種団体の協力を得ながら積極的な事業展開を図ります。
特に本年度は、観光イメージポスターの作成、町を訪ねる人々にやさしい観光案内板等の設置、歴史街道の趣旨を生かした整備プランの策定などを予定しています。

●自然と共生する住み良いふるさとづくり

我が町の誇り恵まれた環境を次代へ引き継ぐ諸施策について
◆良好な生活環境の創造
「ポイ捨て防止条例」の制定で、 なお一層町をあげての「ゴミ を出さない」小さな運動の広がりを推進していきます。
◆消防施設の整備充実
東本荘 消防車庫の新築工事をはじめ、小型動力ポンプおよび積載車、消防機材などを計画的に更新します。
◆水源確保に向けた取り組み
将来の「水」需要に対応する ため、東浜谷地内に新しく配水池を整備計画。2000年の完成に向けて、用地の確保と造成工事、送水ならびに配水管の敷設工事に着手。
◆ガスの安定供給と保安対策
2001年を目標とした天然ガスへの転換に向け、技術者の養成を図りつつ本町のガス転換に備えていきます。
◆住宅環境の整備
西岡屋の町営住宅は、新たに1棟8戸の建設を予定。福住地区の「かつら団地」については、具体的な調査を進めていきます。

●新しい行財政システムの構築

昨年、「篠山町行政改革大綱」の見直しについて、総合計画審議会「答申」による、「篠山町行政改革実施計画」を策定これらの計画を指針として将来を見据えたまちづくりの効率的な行財政システムのもと不断の努力で行財政改革に臨みます。
◆行政職員の資質向上と人材育成を図ります。
◆事務事業の改善のため、財務会計システムの導入等、事務の効率的運営と計上経費の節減に努めます。
◆1999年4月1日、多紀郡4町合併に向け、確かな歩みをしながら最終調整の段階となりました。「合併」までの一年間を新しい世紀へつなぐ一年と位置づけ、強い決意で町政執行に取り組みます。
(3)
1998年度 町で使われたお金 予算


 1998年度の予算総額は、205億4972万9千円です。前年度に対しては6.5%の伸びとなっており、町民一人あたりにすると89万2690円使われることになります。
このうち、町の仕事の中心部を賄う一般会計は、115億7千万円で、1997年度当初予算額より4億1100万円の減少となっています。
 国民健康保険や老人保健事業など、特定の資金の運用や事業に一般会計とは区別して経理している特別会計は、66億9990万円と前年度より13.1%の増。また、国民宿舎や水道事業などの企業会計は、22億7982万9千円、率にして64.8%の増となっています。

●各種交付金内訳
 利子割交付金 30,989  地方消費税交付金 126,534  ゴルフ場利用税交付金 167,216  特別地方消費税交付金 2,500  自動車取得税交付金 153,319  交通安全対策特別交付金 8,200

●その他内訳
 分担金及び負担金 192,719  使用料及び手数料 246,021  財産収入 6,299  寄附金 147,602  繰越金 35,000 その他内訳議会費 135,648 労働費 13,528 商工費 165,616



●心豊かな人づくり 

給食センターの整備   7,474万9千円 
図書館活動の充実    2,789万9千円 
たんば田園交響ホール(開館10周年記念事業) 1億2,977万5千円 
短期・長期交換留学(国際親善) 196万9千円

●ともに生きる福祉のまちづくり 

老人医療費助成事業 2億1,979万5千円 
国民健康保険事業 16億6,831万8千円 
保育行政の充実 2億6,493万1千円 
同和対策事業 3,691万1千円

●個性豊かなまちづくりの創造 

都市計画街路事業(城西線) 3億826万2千円 
テレビ難視聴地区解消事業 509万8千円 
王地山公園の整備 2,305万円 
大書院の復元 2億7,629万7千円

●たくましい産業基盤の確立 

担い手センターの設立 3,086万6千円 
農村総合整備事業 4億761万4千円 
篠山町商工会補助 4,203万3千円 
桜の植樹 250万円

●自然と共生する住み良いふるさとづくり 

チルドレンズミュージアム構想基本計画策定 3,368万4千円 
篠山城濠浄化事業 2,300万円 
広域消防の充実 1億7,701万3千円 
農業集落排水事業 12億4,235万7千円

●新しい行財政システムの推進 

職員研修の充実 266万7千円 
財務会計システムの導入 1,391万5千円 
固定資産税数値化 1,500万円 
戸籍システム 1,958万4千円
(4)
シリーズ1 町民室から 環境問題を考える

―ごみのない美しい篠山のまちづくり―

●篠山町捨て等防止条例を制定しました

ごみのない美しい町づくりのために3月9日、篠山町議会定例会において「ポイ捨て等防止条例」を提案、承認されました。
常日頃から、町内の各家庭・地域・事業所等において環境行政推進につきましてのご理解とご協力の中で、「生活ごみ」等の排出、善意の環境美化活動などが行われてきています。一方で、府県境に大量のごみが不法投棄されていたり、幹線道路沿いに空き缶等が無動作に捨てられているなど、まったく罪悪感の感じられない行為が一向になくならないのも事実です。
そこでこの度、町民皆さん等のご協力を一層いただく意味で、篠山町ポイ捨て等防止条例の制定に至ったものです。ほんの一部の心ない人たちの不法投棄を許さず、あわせて町内に居住する人、勤務、在学する人、そして篠山を訪れる人々の良心を信じて、町をあげて美しい生活環境の確保、清潔なまちづくりのための取り組みを進めていきたいというのが願いです。
今後とも、町民皆さんのご理解とご協力を賜りますよう重ねてお願いいたします。
篠山町ポイ捨て等防止条例の概要(抜すい)

(目 的) 第1条
この条例は、ポイ捨てによ る空き缶等の散 乱及びふ ん害の防止について必要な事項を定めることにより、良好な生活環境を確保し、もって清潔な町づくりを推進するこ とを目的とする

(町の責務) 第3条
空き缶等の散乱及びふん害の防止に係る意識の啓発を図る等必要な施策を策定し実施する
(町民等の責務) 第4条
公共の場所等で自ら生じさせた空き缶等を持ち帰り又はゴミ箱等に収納し空き缶等を散乱させないようにする
自主的に清掃活動を行う等町が実施する施策に協力する

(事業者の責務) 第5条
飲料容器等の散乱防止について消費者に啓発及び再資源化促進のために必要な措置を講じる
町が実施する施策に協力する
販売する場所に回収容器を設置し、散乱しないよう適正に管理する

(所有者等の責務) 第6条
所有し占有し又は管理す る土地の清掃を行う等により空 き缶等を散乱させないよう努める
町が実施する施策に協力する

(ポイ捨ての禁止等) 第8条
・町民等は、公共の場所においてポイ捨てをしてはならない
・自動販売機により飲料を販売する者は、回収容器を設け、 適正に管理する
・公共の場所において催し物を行った者は、散乱している空 き缶等を回収する

(飼い主の順守事項) 第9条
・飼い犬等のふんを処理するための用具を携行するなどして、 公共の場所でふんをしたときは、直ちに回収すること
・公共の場所のうち公園等の砂場でふんをさせないこと

  このほか、第10条(勧告及び命令)では、違反した者に対する書面勧告等の措置が。第11条(町民行動の日)では、毎年6月の第1日曜日をクリーン作戦の日と定めて環境美化やその啓発を進めるとしています。
  また、第12条の環境美化委員の委嘱による実施事項や、悪質な違反者に対しては、第15条、第16条で罰則規定も設けられています。
  罰則規定を適用するのが本条例の主旨ではありません。すべての町民皆さんが、そして町を訪れる人々が良好な生活環境の保全ならびに、清潔なまちづくりのため積極的に推進していきたいと願うことが本意に他なりません。何とぞご理解のほどよろしくお願い申しあげます。




建設課から
●篠山町「わが町の斜面整備構想」策定向けて

 わが町の斜面整備構想とは

【目 的】 急傾斜地等斜面の整備を進めるにあたり、安全で美しいまちづくりを推進するために、地方公共団体(篠山町)が「斜面の安全確保(ソフト対策を含む)」「斜面環境の保全・創造」「斜面空間の利活用」に関して、歴史、文化等の地域特性を考慮して策定する構想(斜面整備基本計画)です。

兵庫県では、毎年のようにがけ崩れによる災害が発生しています。篠山町でも、52箇所の急傾斜地崩壊危険個所(傾斜30「度以上、がけ高5m以上で、がけ崩れの発生する恐れが高く、原則として保全対象人家が5戸以上ある斜面)があり、注意が必要です。

がけ崩れ災害対策としては、これまで個別に行ってきた斜面整備をより広い視点から考え、計画の早い段階から住民の意見を取り入れる「わが町の斜面整備構想」が全国で実施されています。兵庫県では篠山町が初めて実施されることになりました。

1997年度は、篠山町が主体となり、学識経験者や地元の有識者および兵庫県の関係者による幹事会ならびに、委員会を設置、開催してきました。この関係会議で、篠山町の地形や地質などを把握、斜面整備における課題を検討してきたところです。

1998年度には、この結果をもとに、篠山町での斜面整備のあり方を取りまとめ、それに基づいて、モデル斜面における整備計画を具体的に考えていくことにしています。
また、5月には、住民の皆さんへのアンケート調査を予定しています。この調査は、住民皆さんからのご意見を盛り込んだ、より篠山町にふさわしい構想とするため、がけ地やがけ崩れ対策に対しての意識をお伺いするものです。アンケート調査実施の際にはご協力のほどよろしくお願いいたします。

(5)

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