
「一日図書館員」
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1947年頃の図書館
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図書館 利用者の声 から
1.従来の図書館に対するイメー ジは?
- 町に一つの図書館があり、バ スを乗り継いででも行く
- 利用したくても遠くて行けな い
- 図書館は学生、生徒が勉強を しにいく勉強部屋的イメージ
- 読書好き、本好きの人のため の書斎が図書館
- 本好き、調査研究のため特定 の人が行くところ
- 狭く暗い
- 本の探しにくい図書館(館内 は暗く、夏は暑く冬は底冷え がするところ)
と、さまざまな利用者の声があります。総じて、現状の図書館(施設)に対するマイナスイメージの印象が伺えます。
2.これからの図書館とは?
- すべての住民のためのもの。 幼児からお年寄り、障害をも つ人たちなど、すべての人々が利用できる図書館
- 必要な本があるか即座にわか り、気軽に利用できること
・コンピューターにより即座に必要な本が探せる
- ビデオやCDなどが利用できて音楽や映像を楽しむことができる図書館
- 目の不自由な人への朗読や録音テープの貸し出し、点字図書サービス、車いすが自由に移動や利用ができる段差のないスペースの確保が必要
- 遠隔地の人たちへの配本サー ビス。移動図書館(BM=ブ ックモービル)サービスの充実が不可欠・各地の図書館との資料のやりとりができる図書館ネットワ
ークの浸透
- 子どもたちが本に囲まれ思いおもいに時間を楽しむことができる児童サービスの充実
など、望まれる図書館機能への要望は多くあります。これら利用者の声は、今後の新しい建設計画の中に生かされていかねばならないでしょう。
これからの図書館サービス
創立70周年を迎えた本郷図書館。現在の施設・設備、図書館機能のすべての面において、満足のいく住民サービスの提供ということには限界があります。しかしながら、原点である「貸し出しサービス」を基本とし、あわせて「レファレンスサービス(調査相談)」については、司書等図書館職員が相談や質問に対して可能な限り的確な応対を進めてきました。住民に愛され、地域の文化向上のために職員の資質の向上はもとより、図書館運営は住民皆さんと職員の信頼関係がなければ進まないという認識から、特に「貸し出しサービス」を徹底することで今日の本郷図書館の存在意義そのものがあるとしてきました。
以下は、創設以来めざしてきた本郷図書館の基本理念を受け継ぎ、本郷図書館としてこれから何をめざそうとしているのかについてまとめたものです。
(1)資料の多様化に対応する
こ れからの図書館は、活字資料を基本に据えつつ、新しい情報媒体や視聴覚資料の収集を進める
(2)読書の習慣を子どもに
図書館は子どもたちに単に本を貸 すだけでなく、引き続き、読書の案内や、絵本の読み聞かせ、お話し会の開催など、あらゆる機会をとらえ保育園、幼稚園、小学校等との連携を
とりながら、子どもと本の結 びつきに努める
(3)ヤングアダルト(十代)の読書援助と広報
近年、十代の活字離れが著しいといわれま す。この年代層に対して読書への関心(好奇心)を持っていただけるような本をピックアップする
(4)お年寄りや身体の不自由な方への配慮
書架の高さや通路の幅、段差のない出入り口・ 床面等、車いすが余裕をもって通れるよう、館内は広くゆとりをもったものにすることが望ましい
(5)町の情報庫(頭脳)としての図書館
先人の営々とした努力で収集されてきた貴重な郷土資料、行政資料などを引き続き、収集・整理、保存、利用案内していかねばならない
(6)文化創造の拠点として
地域に開かれた図書館として、読書を中心とする集いはもちろん、自由で自発的な学習・研究、討議の場として施設を開放することにより住民みんなのための図書館、文化創造の拠点となることをめざす
などを課題として取り組みを進めています。今後とも、より一層本郷図書館への関心とご利用を心から願っています。 |
読書友の会で新たな自分を発見!
新荘・小畠賀子さん
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2年前から、本郷図書館の主宰する「読書友の会」に入会して、読書を楽しんでいます。入会のきっかけは、「図書館の募集に興味をもって…」というのが正直なところです。とにかく本を読むのが好きだからでしょうか。
私は「一般図書」のジャンルに入ってみて、今までよく知ることのなかった「本郷図書館」とのかかわりができてきたと思っています。 なによりも「友の会」で学び合うことで、本の読み方を学んだり、自分とちがう分野に興味を広げたりできる楽しみが得られます。また、読みたい本が図書館にないときは、リクエストをしておいて、後日取り寄せていただけるシステムがうれしいですね。
読書友の会に参加してこそ楽しみが分かってきたことなのです。この機会に、「友の会」への参加をPRしていただくことはもちろん、町民皆さんにもっと「本郷図書館」の存在を知っていただきたいと思います。本郷図書館に対する希望ですが、開館時間がもっと長ければ…と、思っています。それと合わせて、施設・設備の充実があってこそ利用者が増えると思います。新しい図書館の建設を心から期待しています。
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本郷図書館創立の趣旨を忘れないでいたい
西新町・内藤 俊さん
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「本郷図書館」を設立するきっかけとなったのは、戦前のことでもあり、70年前当時に郷土出身の「陸軍大将・本郷房太郎氏が、郷土の発展と後進の教育につくされた多年の恩誼と徳望に対し、感謝の誠意を表すため、銅像建設を当時の町長主唱、多紀郡町村会が議決した」(篠山図書館35年史より)とありましたが、時代のすう勢や、本郷家の希望(大将の生前の意向)に沿って、銅像建設を中止して記念図書館の建設を行うこととなったといいます。
当時の篠山は「軍人の町」であって、小さな町でした。にもかかわらず図書館をつくろうという発想があったこと自体、すばらしいことだったと思います。
本郷図書館が設立された当時は、中山正二さんが図書館長をされ、私は鳳鳴高校の図書館長でした。
私の場合、「件名目録」作成に取り組んだことを覚えています。図書整理の基礎づくりですね。本郷図書館も同じで、特に、中山さんは図書館郷土資(史)料の収集・整理をされたパイオニアです。現在の図書館の基礎を築かれた人でした。創立時の経緯や基礎を大切にして欲しいものです。
さて、私の本郷図書館とのかかわりは、「読書会」を始めたことからでしょうか。当時、万葉集や古代史ブームもあって「万葉の旅」には多くの方々に参加いただきました。ただ、そのころから主婦層が中心でした。
本郷図書館の利用者についても、昔から、子どもや高校生、主婦、高齢者層が中心となっています。もっと幅広い層(成人男性など)が利用できるような工夫を望みます。 |
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