1998年12月12日(土曜日)毎日新聞

来春合併の多紀郡4町市昇格にゴーサイン 参院で特例法改正案可決
       
市に昇格する場合の人口要件を合併する場合に限り5万人から4万人に引き下げる市町村合併特例法の改正案が11日、参院本会議で可決、成立した。来年4月、合併する多紀郡4町の人口は約47,000人で5万人に満たないため、現行法では市制施行の対象にならないが、改正案の成立で市制施行が可能となった。
市制施行の場合、「篠山市」とするか、またが別の名称にするか、4町議会で確認のうえ篠山町・西紀町・丹南町・今田町合併協議会(会長森口武治・西紀町長)での確認が必要。さらに県議会で承認のうえ自治省への届け出なども要るため、来年4月のスタートに向け、時間的余裕がない状態。また、市制移行で多紀福祉事務所が廃止され、市に独自の福祉事務所の設置が義務づけられるため、事務組織や新町の建設計画の見直しも求められる。
一方、新「篠山町」で発足する場合、消えることになっていた西紀、丹南、今田の各町名が「市」の場合、字名として残る可能性が出てきた。
森口会長は「多紀郡の市制問題は長年の悲願であっただけに喜んでいる。これで地域の活性化に大きな期待がもてる。早速、合併と同時にしに移行できるよう事務調整を進めたい」と話している。