歯のはなしVol.101 おくちと飲み薬の関係(3)ビスホスホネート系薬剤(骨粗鬆症)

 最近、多くの患者に処方されている薬剤が、ビスホスホネート系製剤(BP薬)です。これは骨粗鬆症の患者に処方される薬剤で、破骨細胞の活動を阻害し、骨の吸収を防ぐ医薬品です。
 BP薬を長年使用してきた患者さんは、歯を抜いた時など顎骨が露出した時に、炎症が生じて治りにくくなることがあります。ひどくなると顎骨壊死を起こし、重篤な障害となります。
 壊死が起こる可能性は非常に稀ですが、現代の歯科治療において抜歯などの治療をする際には、数か月にわたる服用中止、または代用薬物の変更が推奨されております。もちろん、歯科医師単独での中止はできませんので、主治医の先生との連携を行った後に治療を行っていきます。
 歯のお掃除やその他の治療は、BP薬を服用いていても多くが可能です。抜歯を避けるためにも、定期的に歯科医院へ通い、メンテナンスを行いましょう。
 
・この情報は役に立ちましたか?
   

このページの先頭へ戻る