歯のはなしVol.106 おくちと飲み薬の関係(6)肝臓障害・腎臓障害の薬

 歯科治療において様々な薬を処方しますが、肝臓障害や腎臓障害の薬を服用されている方は注意が必要です。 
 こういった方は、肝臓や腎臓の機能が低下しております。薬は体内に入った後に薬効を発揮し、その後肝臓や腎臓を介して代謝・排泄されます。それが不十分だと、体内濃度が高まるため副作用や中毒症状を引き起こすことがあります。 
 そういった方には影響の少ない薬に変更したり、量を少なくしたりして対応します。内科主治医との相談の上で、服用自体にも注意することもあります。 
 透析を受けている方はさらに注意が必要です。細菌感染が起こりやすく、ドライマウスにもなりやすくなります。軽度の治療は行えることが多いのですが、抜歯になると出血しやすくなるなどの合併症もおきやすいです。透析で時間がかかるので、歯科に通いにくいといった問題もあります。 
 お忙しい中でしょうが、定期的なメンテナンスをしていただき、お口の状態を維持していただきますようお願いいたします。 
 

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