| 1.岡野隕鉄(隕石)
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学術上有名な岡野隕鉄は、幸いにも誰もいない山中に落下したので被害はなかった。稀にみる自然現象の一つで、落下後は京都大学に保存され、学界に貴重な資料となっている。 落下日時 明治37年(1904)4月7日 午前6時35分 落下場所 多紀郡岡野村(現篠山町)今福 和田山林 隕鉄の大きさ 長径約18cm 短径約12cm 重量4,743g(1貫265匁) 落下時の状況 「兵庫県災害誌」によると「俄然空中に雷鳴の如き凄然たる音響を聞くと同時に、一個の大球西方より飛来り、瞬時にして巨砲を発したるが如き響きありて震とうす」と記録されている。 古老の言い伝えによると、当時日露戦争開戦直後のことであり、この凄まじい音響は、姫路或 いは舞鶴辺の軍隊(ひょっとすると露国の軍艦)による実砲射撃のその破片が飛来したものだろ うと思ったようである。 また、京都大学の資料によると、落下を目撃した今福の畑勝蔵は他の三人とともに山中を探したところ、樫の大木の裂けたるを発見し、その根本に曲尺二尺五寸強、穴の直径六寸、周囲は黒煙が付着し、隕鉄は尖角を上部に向けて入り込んでいたのを掘り出したと記録されている。 なお、落下時上空を目撃した京都府何鹿郡山家小学校の渡辺耕作教師による記録もある。 |