■12月20日エリア拡大
安田、一印谷、宇土、園田分、遠方、奥畑、下筱見、火打岩、垣屋、岩崎、筋山、熊谷、桑原、見内、高坂、黒田、今谷、今福、佐貫谷、三熊、山田、市山、春日江、小原、小坂、小立、上板井、上筱見、乗竹、新荘、垂水、菅、瀬利、西谷、西浜谷、西本荘、西木之部、川北新田、泉、前沢田、大山下、大山宮、大山上、大山新、大上、大野、大渕、町ノ田、長安寺、辻、殿町、東沢田、東浜谷、東本荘、東木之部、当野、藤岡口、藤之木、幡路、畑宮、畑市、般若寺、福井、北野、北野新田、本郷、野間、野尻、和田の全区域あるいは一部区域
5月以来のFTTH加入世帯は600戸を上回り、可能世帯での加入率は5.3%超と全国平均が0.9%からすると約6倍の高率になっています。FTTHの普及率が全国で最も高い近畿地方でも最高率であり、自治体がモデル事業等で取り組んだ例を除き、加入系のFTTHとしてはトップクラスに位置しています。世界的に見ても家庭レベルまでFTTHが普及している国は日本以外になく、世界の中でもトップクラスといえます。
先の10月20日のエリア拡大以降、市内各地で光化の動きが一気に盛り上がりました。特にエリア区域外になったところでは、自治会集会や通信事業者による説明会が開催され、利用希望者名簿を添えて市役所への要望が相次ぎました。その数は2月間で20自治会200名以上に上っています。今回のエリア拡大では、そのほとんどが対象区域になっています。自治会での推進母体は、様々で自治体の職員であるところ、自治会長自らがリーダーとなるところ、高校生がグループで意見を取りまとめるところなどで、趣味としてのブロードバンドの輪を超えて、地域おこしの様相を呈しています。
しかし、エリアが90%近くまで広がったとはいえ、いまだ10%の世帯がこの恩恵に浴していません。年末から年始にかけてもいくつもの自治会で説明会が予定されています。声を上げ、利用者が広がっていく中で全市にエリアが広がることを目指します。
市民のブロードバンド環境は、目覚しい発展がありました。ADSLは10のNTT局舎のうち7でサービス提供され、8メガ、24メガと高速化され、来年早々には40メガもアナウンスされています。また、年末には大手プロバイダーのADSLサービスも始まりました。
しかし、何といっても大きな出来事はブロードバンドの最上位に位置する光ファイバーサービス(FTTH)が開始され、しかも市内のほぼ全域にエリア拡大したことです。
ADSLのサービスは、どんどん高速化されましたが、反面エリア外の区域はいつまでたってもナーローバンドでその格差は広がるばかりでした。事業者の採算上の観点からすると止むを得ないことでしたが、地域でのデジタルデバイドの解消とは反対方向の側面を持っていました。電子政府、電子市役所など市民のブロードバンド環境を前提にしたサービスが始まる中、デジタルデバイドの解消は市民レベルの重要課題となっています。この意味において市が取り組む地域イントラネットと機を一にした春以降の「篠山にもっと光を」という運動は必然性を持っていました。
いよいよ光CATVが2004年春スタートする見込みです。ケイ・オプティコムのサイトによれば12月から寝屋川、交野、枚方市で光を使ったCATVが始まっており、非常に美しい画像で、最大100チャンネルを提供しています。それが春から篠山市を含めて近畿の3市にエリア拡大を行う見込みです。現在は手続き中で正式な発表はありませんが、チャンネル数や料金などのサービスは先の3市と同じになるようです。
市民のFTTHの関心は先に述べたとおり、非常に高いものですが、この光CATVは、難視対策、デジタル対応など地域課題もあり、今や市民の最大の関心事のひとつにもなっています。光CATVが正式アナウンスがなされるころには各地で今よりもさらに盛り上がることでしょう。ここにFTTHは爆発的普及の臨界点に達するものと期待されます。