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篠山市立歴史美術館常設展示 全国にも珍しい歴史的資料 詳細表示!拡大縮小できます 

東海道・中仙道・甲州街道図屏風

  1991年1月東海道・中仙道・甲州街道の主要3街道を描いた八曲四隻の絵図屏風=一隻の高さ1.22メートル馬場4.8メートルが篠山市出身の千葉かや子さん(東京都中野区若宮)から篠山市の歴史美術館に寄贈され、常設展示しています。
 この絵図は江戸時代中期の作品と見られ、3つの作品が一緒に描かれている全国的にも珍しいものです。
千葉さんは、亡き父北村幾太郎さん(篠山の旧百三十七銀行の頭取を務めた方)の愛蔵品で、その先代北村作兵衛さん(旧篠山藩のお庭焼き、王地山焼の陶工)が旧青山家から贈られ家宝として愛蔵してきたものです。
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東海道・中仙道・甲州街道図屏風

この屏風は五街道のうち東海道・中仙道・甲州街道の3つの主要街道を八曲四隻にまとめ描きあげたもので、作者不詳。
しかし描き方からして本筋(狩野派もしくは土佐派)の手による、18世紀(江戸時代中期)の作と考えられる。
 そして、この屏風画の基本となるものは「東海道分間絵図」「中仙道分間絵図」などで、宿場・街道筋の村々、名所、旧跡、景色を描き込み詳細を極めている。なかでも、東海道は品川の宿から大津までの五十三次が描かれ、街道筋の「沼津の千本松原」「田子の浦」「吉原の富士」さらに「三保の松原」「久能山」「熱田新宮」の名所旧跡や東海道から出る脇道=美濃路、伊勢路等も書き込まれている。
中仙道については、江戸板橋から東海道と重なる近江草津、大津の二宿を加えて六十九宿を書いている。沿道には木曽福島に関所があり、和田、塩尻、鳥居などの峠が多く、木曾の桟道は険しい山道もあった。