篠山市長ブログ

市議会で「市名変更」を議論(市長日記)

 昨日、そして本日と市議会本会議が開かれ、10人の議員さんから質問がありました。
 なかでも「丹波篠山市」への市名変更が多くとりあげられました。

 奥土居議員からは、「市民の間では市名変更がもう決まったのかとの声があり、団体の要望だけでなく、多くの市民の声を取り入れる努力をしてほしい。住民投票の方法もあるが、市民を二分するのではなく、市民がより団結できるような前向きな議論をして合意形成をしてほしい」とのご意見をいただきました。
 本当にそのとおりです。商工会、観光協会、農協、丹波栗振興会、商店街連合会、旅館組合、丹波焼陶磁器協同組合というまさに篠山市を形づくり篠山市のためにご活躍をいただいている多くの団体の要望は大変重いもので、その上で変更の必要を感じていない市民の方にも説明を尽くしていきます。それでも反対であれば、その理由を聞き精査しなければなりません。

 隅田議員からは、「俺は丹波篠山だ条例を制定するのはどうか」とのご意見がありました。
 しかし条例よりも、市名変更が最も大きな効果があると答えました。
 丹波篠山は江戸時代から永々と築かれたブランドで、農産品だけでなく、まち全体のイメージに拡大し「美しい魅力あるまち、自然や文化のふるさとの地、おいしいものがいっぱい」など大変良いものです。
 それが今、大きく揺らいできているのです。
 「丹波篠山」が丹波市と篠山市なのか、何を指すのかが曖昧になってきています。それとともに食品などの生産地表示で「丹波篠山産という表示はまぎらわしいので、兵庫県篠山市産に替えるように」との指導もあるのです。
 丹波篠山を守り、未来に生かす方法は市名変更にまさるものはありません。

 安井議員は、「丹波篠山市へ変更すれば丹波をめぐる混乱は収束するのか」と問われました。
 丹波市という地域名を付した市がある以上、完全に収束はしませんが、篠山市にとっての不都合不利益を大きく解消することに間違いありません。
 逆に今ここで、市名を変更しなければ、その混乱は益々大きくなるばかりか、丹波も丹波篠山もどこか判らなくなり、ブランドを消失してしまう大きな危機感をもっています。
 また、安井議員は「字数が2文字増えて面倒になる、住所印や名刺など、余計な費用負担や手間がかかるので迷惑そのものの人もいる」と言われました。
 しかし、私たちはこれから未来にわたる市名を考えようとしているのですから、字数が増えて面倒などの理由は正当な理由ではないと思います。
 市民がわがこととして検討していただくことを願っています。

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