篠山市長ブログ

年頭にあたり(その2)丹波の森構想30年(市長日記)

 「丹波の森構想」が30年を迎えます。
 これは昭和63年、先の兵庫県知事(故)貝原俊民さんが提唱された、丹波地域の地域づくりの理念です。
 当時、JRの複線電化、高速道の開通といった整備が進み、大都市近郊としての変化の時期を迎えていました。
 そこで、丹波全域を「丹波の森」と称して、豊かな伝統文化や自然を保存、磨き上げることで21世紀にむけた丹波地域をめざしたものです。
 この宣言書は、丹波地域の全世帯に配布され、2万あまりの署名が住民の総意を表すものとして回収されました。
 

丹波の森宣言

 丹波の自然と文化は、現在および将来にわたる住民共有の財産であって、これを維持発展させることは私たちに課せられた重大な責務です。
 今、私たちはこの責務を強く自覚し、お互いに力を合わせて、自然や文化を大切にしながら、これらを生かした「丹波の森」づくりを次のように進めることを宣言します。

1 丹波の健全な発展をそこなうような自然破壊は行わず、森を大切に守り育てます。
2 丹波の自然景観を大切にし、花と緑の美しい地域づくりを進めます。
3 丹波の文化景観及び歴史的遺産を大切にし、個性豊かな地域文化を育てます。
4 丹波の素朴さと人情を大切にし、安らぎと活力に満ちた地域づくりを進めます。

昭和63年9月1日

 

 篠山市が日本遺産のまち、ユネスコ創造都市、全国の景観モデルなど、注目を集めるようになったのも、この構想による取り組みが大きいと思われます。
 丹波篠山のまちなみ、景観、歴史文化はあこがれとなりました。
 また、お祭や新しいシューベルティアーデも、市民のなかに溶け込んでいます。
 一方、山や川など、自然の姿や生物多様性などは、逆にその良さが失われつつあると言われます。
 そこで30年を機に、この理念の原点に立ち戻って新たな挑戦を始めていきます。

 

▼1月1日 元朝能の様子(春日神社)

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