篠山市長ブログ

「脱原発」「TPP慎重」を期待します(市長日記)

平成24年11月30日(金曜日)

 

 いよいよ、総選挙も迫りました。

 今回の選挙の争点として、「原発」「TPP」「消費増税」があげられていますが、私は脱原発をめざし、TPPには慎重な党や候補者に期待します。

 

(1)

 原発については、将来的な廃止を明らかにすべきだと信じます。

 福島の事故から、原発は人間が制御できないものであることを教えられ、またその廃棄物は何万年もの間、有害なまま残っていくのですから、そのような危険、大きな負担を未来の人達に残すべきではありません。

 このことは、純粋な心を持つ小学生なら簡単にわかることなのですが、今日の利益を追求しようとする経団連の会長さまには理解できず、「原発なしでは、日本の競争力は失われ、雇用が守れない」と言われています。

 しかし、私達がこの地球やふるさとに平安に暮らせてこその経済発展であって、未来にわたって安心して暮らせる環境こそが、何より大切だと考えます。

 政治の世界ではついつい、困難なことを先送りにしてしまいがちではないかと心配しますので、脱原発の明確な方向を示し、それに代わる自然エネルギーを開発し、私達の暮らしも見つめ直し、そして経済に結びつけてほしいと願います。

 

(2)

 TPPについては、反対であり、極めて慎重にしてほしいと考えます。

 野田総理はTPPに前のめりされ、確か国民的議論を尽くすと言われていましたが、何の議論もなく、多くの国民には良いのか悪いのかよくわからないのが実情です。

 また、TPPの交渉ぐらいは参加して、日本の国に不利益なら参加しなかったら良いのではとも思われますが、そんなことはそう簡単ではないと言われます。

 要するに、TPPは「聖域なき関税撤廃」をめざすものなのですから、それにより日本の農業や医療や保険制度が壊れてしまうことが大変心配されます。

 私は特に日本の良き農村社会が壊されてしまうことを心配しています。

 野田総理は「新自由主義」と言われる、何でも自由に競争させれば物が安くなって幸せやよい結果になるとの考えのようですが、日本の食の安全、食糧、医療や保険制度などは守り通さなければならないものです。

 よく新聞では、TPP反対は農協だけがしているように書かれていますが、日本の食や農村社会そのものの問題です。

 

(3)

 消費増税については、これからの高齢化社会を迎えるのに、いつまでも借金財政ばかり続けられませんので財政健全化のためにはやむを得ないと考えます。

 ただし、国民に負担を求める以上、国会議員の収入や定数削減、公務員の改革、もっと無駄な事業や組織はないか等の取り組みが先です。

 そうでないとやっぱり理解されません。

 篠山市を見て下さい。

 職員も市議会議員も、特別職も、県下でいちばんの改革と削減をしているのです。

 

(4)

 各政党のご主張をみると、自民党はTPPには慎重です、原発は判断を先送りされており、今後の検討に期待します。

 公明党は、脱原発で、TPPには慎重です。

 民主党は、脱原発で、TPP推進です。TPPに慎重な人もいますが、野田総理、前原さんをはじめ、幹部はみんな新自由主義的な発想で、農村社会に育った人はいません。

 このなかで良心と信念を貫こうとすれば、結局山田正彦(元農林大臣)さんや、みどりの風の皆さんのように、離党せざるを得なくなると心配します。

 第三極の維新やみんなの党は、TPP推進です。

 新しい、嘉田知事の日本未来の党は、なんとしても原発をなくす方向にもっていきたいとの思いで立ち上がられ、共感します。

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