篠山市長ブログ

税についての作文(市長日記)

 中学生の税についての作文で、篠山中学校の小林優花さんが、管内では一番の賞である柏原税務署長賞を受けました。

 その作文を紹介します。

 

「あたり前の中で見つけた大切なこと」  篠山中学校 3年 小林 優花

 どうして“税金”を払わなくてはいけないのだろう。そう思うときがあります。テレビで消費税率を上げるというニュースを見た時、物そのもののお金で買えたらいいなと考えていました。しかし、私は昔、そう考えていた税金のおかげで助かりました。

 母から聞いた話なのですが、私が赤ちゃんの時のことです。家族で神戸に出かけ、町を歩いている時、急に私の様子がおかしくなり、意識がなくなったそうです。唇はまっ青で、父も母も「この子、死んでしまう」と思ったそうです。その時、近くにいた人が救急車を呼んでくれ、すぐに病院に運ばれて助かりました。母は、「あの時は本当にどうしていいかわからなかった。優しい人がいてよかった。」と、言っていました。その話を聞いた時は、電話してくれた人のおかげで助かったと、私も思っていました。小学六年生になり、授業で税金についてのビデオを見ました。私達が払っている税金は、国を良くするために使われていると知りました。税金がないと救急車や消防車がすぐ動いてくれず、自分で代金を支払うことになります。また、道路を無料で通ることができなかったり、公園もお金を払って利用しなければいけません。税金を払っていない町は、今と真逆の、すごく住みにくい世界でした。そのビデオを見た後、ふと母のしていた話を思い出しました。電話をした時に、すぐ来てくれた救急車。あたり前だと思っていましたが、それは、普段税金を払ってくれている人のおかげだったのです。私を助けてくれたのは、電話をしてくれた人もそうですが、毎日税金を払ってくれている人なのだと知りました。顔も知らないたくさんの人に助けてもらったのです。その時、私の税金に対しての考え方が変わりました。

 なぜ税金を払わなくてはいけないのか。それは、自分の住んでいるこの町を良くし、そして、どんな人も安心して住めるようにするためです。私がよく払う税金は、消費税です。百円の物を買った時の五円。その五円も町を良くするために、もしかしたら人を助けるためのお金になっているのかもしれない。中学校では、消費税以外にも、所得税や相続税など、たくさんの税があることも知りました。いろんな所から、お金を分けてもらっているおかげで私達の住みやすい日本ができているのです。

 私は、これからも税と関わって生きていきます。どうして払わなくてはいけないんだろうと思い払うのではなく、自分を、人を、町を助けるために払っている。そう思って払っていきたいと思います。そして、あたり前の中にある大切なことに気づき、感謝できる人でありたいです。

 

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