生きものを守る工法で...水路工事に関する研修会(ささやま写真新聞)

3月6日(水曜日)、「農村環境の生態系保全に配慮した水路工事実施に係る研修会」を開催しました。
市では、平成28年4月に「農村環境の生態系保全に配慮した水路整備指針」を策定し、生きものを守る水路整備を推進しています。
この研修会は、工事事業者の皆さんが環境に配慮した水路整備に取り組みやすいよう実施していますが、今年で3回目になります。
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今回参加いただいた事業者の多くは、環境配慮に関する協定を結んでいる環境創造事業者の皆さんです。
今年は、環境配慮された水路における生きもののモニタリング結果の報告と、篠山東雲高校自然科学部が行った水路に落ちたカエルを救う研究の報告が行われました。
 
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▲篠山東雲高校自然科学部顧問、田井先生に報告いただきました。
 
モニタリング結果では、環境配慮が行われた水路では行っていない水路にくらべて生きものの種類が多く、サイズも大きいものが生息していることがわかっています。大型桝のみなど、部分的な配慮がされた水路は、貝類などごく一部の種類に関しては生息が確認されましたが、数と種類が少ないことは一目瞭然でした。
篠山東雲高校の研究では、コンクリート水路に落ちたトノサマガエルは大きければ自力で抜け出せる個体も存在しましたが、小さいものは脱出できません。
カエルが登りやすい工夫を施したコンクリート水路「しののめ水路」の提案など、事業者の皆さんにも参考になる報告でした。
 
市と地元と事業者の三者が連携して、生きものの生息に配慮し、人にも優しい水路整備を今後もすすめていきます。

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